レビュー
» 2019年07月24日 10時23分 公開

“10倍ハイブリッドズーム”の定義にもやもやするが、超広角と望遠の撮影が楽しい「Reno 10x Zoom」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]
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超広角と望遠がめちゃ楽しくて便利

 特徴的な機能を解説したりツッコんだりしたところで、ざくっといろんなシーンで撮ってみよう。

 ポイントは「超広角」めちゃ楽しい。「6xの望遠」めちゃ便利の2つかな。何より、ボタン2つで超広角になることとゆがみがほとんどないこと。これを幻惑色オンで撮ると、けっこう風景によい。

 今回は晴れた日に恵まれなかったので、鮮やかなカットが少なくて申し訳ないけど。

Reno 10x Zoom 高層ビル群は超広角っぷりが分かりやすい。ちゃんとゆがみ補正がされていて周辺部も真っすぐになった
Reno 10x Zoom 雨交じりの天候だったけど、幻惑色オンのおかげでしっとりしつつ色もちゃんと出ていてよい
Reno 10x Zoom こちらは室内での撮影。HDRが自動的に掛かってよい感じに

 やっぱいいですねえ超広角。これからのスマホに超広角レンズは欠かせません。

 続いてメインカメラ編。AIが働いて「食べ物」。幻惑色はオンにして撮った。

Reno 10x Zoom 取りあえず料理認識は基本です
Reno 10x Zoom めちゃこってり鮮やかに

 お次はメインカメラの2xズーム。

Reno 10x Zoom あじさいを「2x」で。メインカメラが一番高性能なので、無理せず2倍ってのはよい。もうちょっとシャープにできそうな気はする
Reno 10x Zoom 保護猫シェルターのハチワレ猫を。これは猫と認識してくれたけど顔がちゃんと見えてなくても猫と認識してくれるようになるとうれしい。

 さらに、ウリの望遠カメラ。望遠カメラはF3.0とレンズが暗いので、ちょっとでも暗いとすぐ感度が上がってしまう。だから屋外向け。できれば晴れた方がいいけど、今回は残念ながら曇天が多かった。

 まずは動物園で「子犬」。いや違う、サイ。サイを子犬と判断したのはちょっと面白かったのでつい採用。

Reno 10x Zoom 動物園でサイにカメラを向けたら「子犬」と認識された。子犬と書いてサイと読む。読まないけど
Reno 10x Zoom サイですな。動物園で望遠カメラが威力を発揮するけど、雨が降りそうな天気だったので、ISO感度が上がってしまった。その点、F3.0なのは不利

 動物園シリーズってことでペンギン。

Reno 10x Zoom 動物園といえばペンギン。望遠で縦位置撮影に向いている

 猿山にて、10倍の望遠で狙ってみた。

Reno 10x Zoom 10xを試そうと猿山へ。ここまでアップで撮れるのは感動的だ。拡大するとディテールはけっこうつぶれているけど、しょうがない。晴れた日に撮ってみたかった

 10倍にするとさすがに画質は落ちるけど、6倍なら晴れていればかなり撮れるはず。「動物園に持っていけばこれ1台で済むスマートフォン」って思えばすごい。

 ついでにカワウ(たぶん)。画質はともかく、ここまでさっと寄れるのは楽しい。

Reno 10x Zoom 「6x」でカワウ
Reno 10x Zoom さらに「10x」

 「5x」でロマンスカーのVSE。

Reno 10x Zoom 手動ズームでちょうど望遠カメラに切り替わる「5x」で

 望遠カメラの画質はそこまでよくはないけど、この全能感はすごいですな。

 最後に「夜」と「動画」を。「夜」モードはメニューから選ぶべし。

Reno 10x Zoom 通常の写真モードでも「夜」と認識してくれるが「夜モード」だと連写+合成で、明るい夜景を撮ってくれる

 そうすると3枚連写して合成することでハイライト部は抑えられ、暗部は影にならずしっかり写った、イマドキの夜景っぽい夜景を撮ってくれる。

Reno 10x Zoom 木々の緑は黒くつぶれず、明るい所は白トビを抑え、実に鮮やかな夜景。もはやきれいな夜景撮影はスマホカメラの必須機能になっていますね

 「動画」は4Kまでいけて、まあイマドキのハイエンド端末なのだけど、注目は「3D録音」。これをオンにして録ると臨場感が違う。けっこう派手な音になるので好みはあるだろうけど。

Reno 10x Zoom 動画モードの画面
こちら、音の臨場感がいい。ステレオで聞くべし

 まあ、望遠カメラの画質は屈曲光学系を使っていることもあってか、やや無理している感もあるし、倍率を上げていくと絵画っぽくなるけど、それ以上に超広角から望遠まで一気にいけちゃうのが楽しいReno 10x Zoom。

 何か細かいところであれこれツッコんだし、完成度をもっと上げられる気はするけど、スマートフォンでここまでの望遠撮影を楽しめるようになったのはすごいし面白いし、どんどん遊びたくなる。個性のつまった攻めのフラグシップ端末だね。

 幻惑色はもうオンにしちゃって、くっきりした絵作りを楽しむのがおすすめ。やぼなことを言っていないで、楽しんだもん勝ちだ。

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