特徴的な機能を解説したりツッコんだりしたところで、ざくっといろんなシーンで撮ってみよう。
ポイントは「超広角」めちゃ楽しい。「6xの望遠」めちゃ便利の2つかな。何より、ボタン2つで超広角になることとゆがみがほとんどないこと。これを幻惑色オンで撮ると、けっこう風景によい。
今回は晴れた日に恵まれなかったので、鮮やかなカットが少なくて申し訳ないけど。
やっぱいいですねえ超広角。これからのスマホに超広角レンズは欠かせません。
続いてメインカメラ編。AIが働いて「食べ物」。幻惑色はオンにして撮った。
お次はメインカメラの2xズーム。
さらに、ウリの望遠カメラ。望遠カメラはF3.0とレンズが暗いので、ちょっとでも暗いとすぐ感度が上がってしまう。だから屋外向け。できれば晴れた方がいいけど、今回は残念ながら曇天が多かった。
まずは動物園で「子犬」。いや違う、サイ。サイを子犬と判断したのはちょっと面白かったのでつい採用。
動物園シリーズってことでペンギン。
猿山にて、10倍の望遠で狙ってみた。
10倍にするとさすがに画質は落ちるけど、6倍なら晴れていればかなり撮れるはず。「動物園に持っていけばこれ1台で済むスマートフォン」って思えばすごい。
ついでにカワウ(たぶん)。画質はともかく、ここまでさっと寄れるのは楽しい。
「5x」でロマンスカーのVSE。
望遠カメラの画質はそこまでよくはないけど、この全能感はすごいですな。
最後に「夜」と「動画」を。「夜」モードはメニューから選ぶべし。
そうすると3枚連写して合成することでハイライト部は抑えられ、暗部は影にならずしっかり写った、イマドキの夜景っぽい夜景を撮ってくれる。
「動画」は4Kまでいけて、まあイマドキのハイエンド端末なのだけど、注目は「3D録音」。これをオンにして録ると臨場感が違う。けっこう派手な音になるので好みはあるだろうけど。
まあ、望遠カメラの画質は屈曲光学系を使っていることもあってか、やや無理している感もあるし、倍率を上げていくと絵画っぽくなるけど、それ以上に超広角から望遠まで一気にいけちゃうのが楽しいReno 10x Zoom。
何か細かいところであれこれツッコんだし、完成度をもっと上げられる気はするけど、スマートフォンでここまでの望遠撮影を楽しめるようになったのはすごいし面白いし、どんどん遊びたくなる。個性のつまった攻めのフラグシップ端末だね。
幻惑色はもうオンにしちゃって、くっきりした絵作りを楽しむのがおすすめ。やぼなことを言っていないで、楽しんだもん勝ちだ。
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