iPhone 11 Proのもう1つのウリはナイトモードの搭載。夜景、というか、暗所用撮影機能だ。「iPhoneは暗所に弱い」とか言われていたしね。
ただ、夜モードを設定として用意したわけではなく、暗い場所では自動的にナイトモードが発動する。これは良い仕様だ。
ナイトモードは、最近トレンドとなっている「露出を変えながら複数枚連写して合成することで明るくてダイナミックレンジの広い夜景写真を撮る」という技。こんな風に左に夜景アイコンが表示され、撮影にかかる秒数が出る。
この秒数は自分で設定することもできるし、端末が固定されていると(三脚を使うとか)、より長い秒数を指定できるようになる。で、オフにするとアイコンが白くなる。
ある程度暗くなると「自動でナイトモードにはなるほどの暗さではないけど、手動でナイトモードをオン」にできますよ、という意味で白いナイトモードアイコンがちょこんと表示されるので、ある程度暗いところではそれを使ってもOK。
ナイトモードだと何が違うのか。オフと5秒で撮り比べ。
より明るく華やかに撮れるわけだ。手持ちでも多少の手ブレは合成時に吸収してくれるので、撮影中に動かさない限りはOKだ。
ではiPhone XSとどのくらいの差が出るか、見てみよう。
いやあ面白いくらいの差が出ましたな。ただし、「肉眼で見た感じに近いのはiPhone XSの方」だったりするのが面白いところで。まあ肉眼に近い感じが欲しければ、オフで撮ればOK。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.