NTTドコモは、iOSとAndroid向け「d払い」アプリのアップデートを10月29日10時以降に順次開始する。
アップデートにより、Android 10での利用に対応した。Android 10は9月3日(米国時間)にリリースされ、Pixel 3や3aで同日からバージョンアップ可能になったが、アプリがAndroid 10に未対応だったため、Android 10にするとd払いアプリが使えない状態だった。
d払いアプリをアップデートすると、Android 10へのOSバージョンアップ前からd払いアプリを利用していた場合でも再ログインが必要になる。
10月30日15時以降は、d払いアプリを起動すると、アップデートを行うためのメッセージが表示され、アップデートを行わないとd払いアプリは利用できなくなる。
この他、アップデートによって、統一QRコード「JPQR」にも対応する。JPQRは、総務省が主導し、キャッシュレス推進協議会が策定した決済用QRコードの統一規格。店舗が1つのQRコードを掲示するだけで、ユーザーは複数のコード決済が使えるようになる。
「Pixel 3」シリーズ、Android 10だと「d払い」が使えず 10月末に対応アプリを配信
決済用コード統一規格「JPQR」の実証事業が8月にスタート 「d払い」「PayPay」など9サービスが参加
技術的に可能ならできる仕組みを整えるべき――総務省が「JPQR」を推進する理由
「d払い」アプリにログインできない? 他キャリア+ドコモ回線のユーザーは要注意
d払いの「ミニアプリ」が11月28日に提供開始 “10%還元”キャンペーンもCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.