「ハイブリッド10倍」の望遠撮影が超強力! 「HUAWEI P30 Pro」のカメラを試す荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2019年10月30日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

望遠5倍と10倍で撮影してみた

 では望遠カメラを堪能しよう。とあるアパートの階段の下で丸くなって寝ている猫を発見した。猫を起こさないように「5x」の望遠でそっと狙う。

 えらいのは、猫の顔が見えていなくても、こんな風に丸くなっていてもちゃんと「猫」と認識したこと。これはよい。

HUAWEI P30 Pro 丸くなって寝ている猫を発見。5xにしてカメラを向けてみると、ちゃんと「猫」と認識した
HUAWEI P30 Pro 5倍の望遠なら、寝ている猫をそっと撮れる。近寄れない被写体にも効果的だ

 さらに、倍の10倍ズームをかけてみた。

HUAWEI P30 Pro 10xにして寝ている猫をアップで

 日陰だったが毛の色も合っていてしっかり出ているのがいい。見事なチャトラだ。ただ望遠カメラはF3.4とちょっと暗いので、ISO感度が上がりやすい、またシャッタースピードが落ちやすいので、晴天下以外では手ブレに注意すること。

 ではもう1つ、猫の5xズームもの。保護猫カフェにて寝ている猫をアップで撮ろうと思って5xにして撮影。

HUAWEI P30 Pro 保護猫カフェでお昼寝中の猫をアップで撮ろうと5xにして撮影

 だがこのときは広角カメラのデジタル5倍ズーム(ハイブリッドズームといった方がよい?)になった。拡大して見ると、毛のディテールが出ていない。なぜなら、5xで撮っても、望遠カメラは使われず、広角カメラのデジタル5xズームで撮影されたからだ。

 理由はシンプル。望遠カメラは撮影最短距離が長い、つまりあまり近いとピントが合わないのである。そこで、近距離のものを撮るときは、広角カメラを使うのだ。

 P30 Proに限った話ではないのだけど、近くのモノをアップで撮りたい、と思ったときは要注意。まあ、拡大して見ない限り気にならないし、被写体によってはまったく分からないので、普段は気にしなくていいんだけど。

HUAWEI P30 Pro 招き猫をアップで。広角カメラのデジタル5倍ズームになったのだが、こういう被写体だと全然気にならないのであった

 さらに望遠の話。1xの次が5xになっちゃうのは飛びすぎ、普通の人はそこまで望遠は使わないし、と思いつつ、上空で飛行機の音がすると「お、出番だぞ」というわけでP30 Proを向けちゃうのがサガってものである。

 P30 Proには普通のスマートフォンでは撮れないものも撮れちゃう楽しさがるのだ。ただ、とっさだとけっこうピントが合うまで待てないことや、被写体をちゃんと捉えるのに時間がかかることもあって、いくつかは失敗したのだけど。

HUAWEI P30 Pro 歩いていたら空から飛行機の音がしたので思わず撮影。電線がかぶる前に撮れてよかった。もうちょっと明るく撮れてほしかったかなとは思う

月の撮影にチャレンジ

 さらに、望遠ネタでもう1つ。一度試してみたかったのだ、これを。月の撮影である。

HUAWEI P30 Pro 夜空の月にカメラを向けたら「ムーン」と認識して、ぐぐっと月がきれいに撮れるセッティングに変わった

 夜空の月に向けてカメラを構えたら、ちゃんと「月認識」した! 実は晴れた夜の月ってかなり明るいので、セッティングさえちゃんとすれば撮るのは難しくない。でもスマートフォンだと設定に手間がかかる。そこで「月認識」が生きてくるわけだ。

 で、50xのズームにまですると、ここまででかくなる。

HUAWEI P30 Pro 50xのズームにすると、何とここまでアップで撮れるのだ

 ただ、満月じゃないこともあってか、大気がそこまで澄んでいなかったせいか、なかなかピントが来なかったのだけど、このくらい撮れたら楽しいのである。

HUAWEI P30 Pro ちょっとディテールがもやっとしているけど、50xズームだからしょうがない。しっかりと月の模様も見えている。スケジュールの都合上、満月まで待てなかったのが残念

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