「ハイブリッド10倍」の望遠撮影が超強力! 「HUAWEI P30 Pro」のカメラを試す:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

» 2019年10月30日 06時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
HUAWEI P30 Pro トリプルカメラ+ToFカメラを持つ「HUAWEI P30 Pro」

 いち早く135mm相当の望遠カメラを搭載し、画質劣化を抑えた10倍までのハイブリッドズームが目を引くが、発売が9月にずれこんだせいで、ちょっと影が薄くなった「HUAWEI P30 Pro」。

 海外では「HUAWEI Mate 30 Pro」も発表されているが、P30 Proを見逃すわけにはいかないよねってことで、その特徴である望遠性能を中心に見ていきたい。

 既にレビューしているP30とP30 Proの違いは望遠カメラの性能と、ToFカメラ(深度測定専用のカメラ。被写体との距離を測るのに使う)の搭載。

 3つのカメラの内訳はこの通りだ。

HUAWEI P30 Pro P30 Proが搭載する3つのカメラ(Huaweiの製品発表会スライドより)

 超広角カメラが2000万画素で16mm相当。広角カメラが4000万画素で27mm相当。これはセンサーサイズも大きくレンズもF1.6と明るいためメインカメラとなる。

 5倍の光学ズームカメラが800万画素で125mm相当。なお、Huaweiは光学ズームカメラと呼んでいるけど、このレンズ自体がズームするわけじゃないので、望遠カメラと呼ぶべきかと思う。

 27mm相当の5倍なら135mm相当になるんじゃないかと思うのだけど、その辺は撮りながらチェックしてみる。

「1xの次がいきなり5x」に違和感

 何はともあれいつものガスタンクから。カメラアプリを開くと、横位置の場合は下に、縦位置の場合は右にズームのボタンが表示される。

 デフォルトは1xで27mm相当のカメラ。右が0.6xの超広角カメラ。左が5xの望遠カメラで、一番左が10xのハイブリッドズーム、という構成。

HUAWEI P30 Pro カメラアプリの画面。4つの点がそれぞれ10x、5x、1x、広角(0.6x)に対応しており、タップすると切り替わる

 広角カメラは4000万画素で望遠カメラは800万画素だが、通常の撮影モードでは「1000万画素」サイズで画像が保存される。

 ただ、超広角カメラだけはセンサーの画素数そのままの2000万画素サイズで記録される。ちょっとややこしい。統一して全部1000万画素サイズで記録、でもよかった気はする。

HUAWEI P30 Pro 超広角カメラは2000万画素で16mm相当。すごく広い範囲を撮れる。周辺部のゆがみもきちんと補正されていて使いやすい
HUAWEI P30 Pro 広角カメラ(メインカメラ)。4000万画素から1000万画素を作り出しているので画質はよい
HUAWEI P30 Pro 望遠カメラ。広角カメラの5x。撮影データを見ると「35mm判換算」で「135mm」と書かれており、なぜかメーカー公称値の125mmと異なる
HUAWEI P30 Pro 10xのハイブリッドズーム。270mm相当。要するにデジタルズームの一種であるわけで、拡大して見るとかなりデジタル処理を施しているのが分かるけど、うまく処理してあって不自然さはあまりない

 さらにデジタルズームを限界までかけると50xとなる。さすがにもやっとしているけど、悪くない感じ。ただ、そこまで望遠になると目的の被写体をちゃんと構図内に収めるのが大変。

HUAWEI P30 Pro 50xのズーム。ここまで大きくなる

 で、使ってみた感じ、1xの次がいきなり5xってのは落差がでかい。指をスライドさせることで細かいズーム倍率にもできるけど、反応がシビアなので、なかなか思ったところに止められないのだ。

HUAWEI P30 Pro スライドさせると好きな倍率にできるが、反応がよくてなかなか狙った倍率で止められない

 ここはもう「0.6x→1x→2x→3x→5x→10x」の6段階くらい作るべきだったんじゃないかなと思う。1xの次が5xだといきなりデカくなっちゃう感が強いのだ。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  2. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  3. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  4. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  5. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  6. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  9. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  10. 【ニトリ】599円の「マルチスタンド」 スマホやタブレットのキッチン利用も便利 (2026年10月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー