9月19日にドイツ・ミュンヘンで発表された「HUAWEI Mate 30」シリーズ。その上位モデル「HUAWEI Mate 30 Pro」を、いち早く試用できる機会を得た。進化したカメラで実際に撮影した写真や動画を紹介しつつ、ファーストインプレッションをお届けしよう。
Mate 30 Proの大きな特徴はデザインだ。前モデルの「HUAWEI Mate 20 Pro」もスクリーンのエッジにカーブが施されていたが、Mate 30 Proでは、真横から見てもはっきり分かるほどにディスプレイの曲げが強くなっている。手に持つと、指先は必然的に曲面に当たり、端末を滑らせて落としそうな不安は感じた。だが、実際にはスマホケースを装着して使う人が多いだろうし、その心配はないだろう。
より新しさを感じたのは背面パネル。光沢が強く、グラデーションが施され、カラーによっては指紋が付着しにくい表面処理も施されている。そこに存在感を示しているのがクアッドカメラだ。前モデルのMate 20 Proでは、四角いスペースに4つのカメラが並んでいたが、標準的なカメラを模した円形のデザインに変わった。P30 Proは、横向きに撮影する際にデジカメのように見えるデザインだが、Mate 30 Proは、横向きでも縦向きでもかっこよく見えるデザインだと思う。
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