中国Xiaomi(小米科技)は11月5日(現地時間)、1億800万画素カメラを搭載する量産モデルのスマートフォン「Mi CC9 Pro」を発表した。中国で11日に発売する。価格は2799元(約4万4000円)。ハイエンドモデルの「Mi CC9 Pro Premium Edition」は3499元。
同社は8月、韓国Samsung Electronicsと共同開発した1億800万画素のカメラセンサー「Samsung ISOCELL Bright HMX(以下「Bright HMX」)」を発表し、9月にはそのカメラを搭載するコンセプトモデル「Mi MIX Alpha」を披露した。こちらは12月に小規模に生産を開始し、1万9999元(約30万円)で発売する計画だ。
1億800万画素のメインカメラは、1/1.33インチのイメージセンサーを備え、OISをサポートし、12032×9024ピクセルの画像を撮影できる。Mi CC Proは、このメインカメラの他に、1200万画素と500万画素の望遠カメラ、2000万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラを備える。
1200万画素の望遠カメラは、デュアルPDオートフォーカスを備える2倍広角ズームをサポートし、500万画素望遠カメラは10倍のデジタルズームをサポートする。
その他の主なスペックは、ディスプレイは両面が湾曲した6.47型(19.5:9)のSuper AMOLEDで、下部のベゼルは3.43mmと、同社のスマートフォンとしてはMi MIX Alphaの次に狭い。プロセッサはQualcommのSnapdragon 730G、メモリとストレージは6GB・126GBあるいは8GB・128GB。バッテリーは5260mAh。ロック解除はディスプレイ内の指紋センサーで行う。色はAurora Green、Glacier White、Midnight Blackの3色。
ハイエンドのPremium Editionには、メインカメラでの撮影をより高精細にするためのF/1.7の「8Pレンズ」も搭載する。
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