米Appleが2019年に世界で出荷した「Apple Watch」の台数は3070万台で、スイス製時計の総出荷台数2110万台を大きく上回った──。米Strategy Analyticsが2月6日(現地時間)、このような調査結果を発表した。
Appleは2019年9月に新端末「Apple Watch Series 5」を発売した。
Apple Watchの年間出荷台数は前年より36%増加しており、一方スイス時計は13%減少した。
スイス時計にはオメガ、ロレックス、カルティエなどの高級ブランドだけでなく、SwatchやTAG Heuerなども含む。
Strategy Analyticsは「スイスの伝統的な時計メーカーは、スマートウォッチ戦争に負けている。 Apple Watchは、デジタル腕時計を求める若い消費者にアピールしている。(中略) Swatch、Tissot、TAG Heuerなどのブランドに残された時間はあまりないかもしれない」としている。
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