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» 2020年02月24日 22時40分 公開

Huaweiが折りたたみ5Gスマホ「Mate Xs」を発表 2499ユーロ(約30万円)

Huaweiが「MWC Barcelona 2020」に合わせて発表する予定だった新型折りたたみ(フォルダブル)スマートフォンを発表した。3月以降、グローバル市場に順次投入される予定だ。【更新】

[井上翔,ITmedia]

 Huaweiは2月24日(中央ヨーロッパ時間)、スペイン・バルセロナで新型折りたたみ(フォルダブル)スマートフォン「HUAWEI Mate Xs」を発表した。ユーロ圏における8GBメモリ+512GBストレージモデルの想定販売価格は2499ユーロ(約30万円)だ。

【更新:23時25分】スペックの詳細などを追記しました

Mate Xs HUAWEI Mate Xs
ユーCEO Mate Xsを手にするHuaweiコンシューマー部門のリチャード・ユーCEO

 Mate Xsは、「HUAWEI Mate X」の後継モデル。折り曲げられる8型有機ELディスプレイ(2480×2220ピクセル)を正面側に搭載しており、閉じた状態でも6.6型(前面側:1148×2480ピクセル)または6.38型(背面側:892×2480ピクセル)のディスプレイとして利用できる。耐久性を確保するために、ディスプレイ面は2層のオプティカルポリイミドで保護されている。

 ボディーサイズは画面を開いた場合が146.2(幅)×161.3(高さ)×5.4〜11(奥行き)mm、閉じた場合が78.5(幅)×161.3(高さ)×11(奥行き)mmで、重量は約300gとなる。奥行きの最厚部分には、USB 3.0 Type-C端子やカメラが収まっている。バッテリー容量は4500mAhだ。OSはAndroid 10ベースの「EMUI 10」を搭載する。

画面 ディスプレイはMate Xと同じサイズ

 プロセッサは、5Gモデムを統合した「Kirin 990 5G」を搭載した。CPU部分は2コア+2コア+4コアの計8コア構成で、AI(人工知能)処理を行うNPU(Neural-netowrk Processing Unit)を別途搭載している。

 5G NR(5Gの商用通信規格)の対応周波数帯は世界的に使われているものをカバーしている。LTE(4G)に依存する「ノンスタンドアロン(NSA)」に加えて、LTEから独立した「スタンドアロン」のネットワークにも対応できる設計となっている。デュアルSIMモデルの場合、5Gで待ち受けでくるのはどちらか1枚となる。

 5Gを含むモバイル通信の対応通信規格と周波数帯(Band)は以下の通り。

  • 5G NR(※1):n38/n41(※2)/n77/n78/n79/n1/n3/n28(※3)
  • FD-LTE:Band 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32(※4)
  • TD-LTE:Band 34/38/39/40/41
  • W-CDMA:Band 1/2/4/5/6/8/19
  • GSM:850/900/1800/1900 MHz

(※1)初期バージョンはn41とn78のみサポート(その他の帯域はソフトウェア更新で対応予定)
(※2)2515MHz〜2690MHzのみ対応
(※3)送信:703MHz〜733MHz/受信758MHz〜788MHzのみ対応
(※4)セカンダリに指定したSIMカードでは利用不可

 Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11ac/a/b/g/nに対応する。Bluetooth 5.0も利用可能だ。

Kirin 990 5G 5Gモデムを統合したKirin 990 5Gを搭載
対応Band 5Gの対応Bandは幅広いが、ほとんどは後日のソフトウェア更新で対応する予定となっている
Galax Foldと比較 5G環境での通信速度を「Galaxy Fold」の5Gモデムと比較。下りも上りもよりパフォーマンスが高いことをアピールした

 Leica(ライカ)とのコラボレーションで、4000万画素の広角カメラ、1600万画素の超広角カメラと800万画素カメラ、深度測定用(ToF)カメラのクアッド構成となっている。自撮りは本体を折り曲げて背面側のディスプレイを使って行う。背面側のディスプレイは、撮られる側のライブディスプレイとしても活用可能だ。

カメラ カメラは引き続きLeicaとのコラボレーション

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