「AQUOS zero2」のSIMフリーモデル、10万円強で3月13日に発売 DSDV対応

» 2020年02月28日 10時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 シャープは2月28日、ハイエンドスマートフォン「AQUOS zero2」のSIMロックフリーモデルとして「SH-M13」を発表した。想定価格は10万円台(税別)で、3月13日から順次発売する。カラーはアストロブラックのみ。

AQUOS zero2 「AQUOS zero2 SH-M13」

 SH-M13はキャリアが扱うモデルと異なり、DSDV(デュアルSIM、デュアルVoLTE)に対応。一方の回線でLTEデータ通信をしつつ、もう一方の回線でVoLTEでの待受けができる。

 DSDV以外の特徴は、発表済みのキャリア向けモデルと同じ。マグネシウムフレームをAQUOS zeroよりもさらに軽量化し、内部基板を25%小型化したことで約141gの軽量ボディーを実現した。

 約6.4型の有機ELディスプレイを搭載し、AQUOSシリーズ初の「画面内指紋センサー」に対応する。また、120Hzの駆動速度に対応し、各フレーム間に黒画面を挿入したことで、毎秒240回(240Hz)の高速表示が可能になる。

 放熱設計と2つの充電ICを併用して充電時の発熱を抑えるシャープ独自の「パラレル充電」により、本体が熱を持ちにくい仕様となっている。

 プロセッサはSnapdragon 855を採用し、メインメモリは8GB、ストレージは256GBを内蔵する。バッテリー容量は3130mAh。背面に標準と広角のデュアルカメラを備え、IPX5・IPX8等級の防水、IP6X等級の防塵(じん)などもサポートする。

 サイズは約74(幅)×158(高さ)×8.8(奥行き)mm、重量は約141g。LTEの対応バンドは1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、28、28、38、29、41、42。

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