米Fitbitは3月31日(現地時間)、フィットネストラッカー「Charge 4」を発表した。日本を含む世界のオンラインショップと“営業を続けられている実店舗”で4月13日に発売する。米国での希望小売価格は2018年8月発売の先代「Charge 3」と同じ149.95ドル。日本では2万1980円。
最大の新機能はGPSの搭載だ。これにより、屋外でのランニングやサイクリングにスマートフォンを携帯せずにペースや距離をトラッキングできる。
また、24時間測定し続ける心拍数に基づいて活動状況を解析する新しいパーソナライズ機能「Ative Zone Minutes(アクティブな心拍ゾーン(分))」を搭載。安静時の心拍数と年齢から算出したユーザーの「アクティブゾーン」からワークアウト時の目標心拍数ゾーンが提示される。
睡眠トラッキング機能も強化された。これまで同社のスマートウォッチシリーズにのみ搭載されてきたAI採用の目覚まし機能「スマートウェイク」が今後のアップデートで使えるようになる他、睡眠の質を評価する「睡眠スコア」がCharge本体で表示できるようになる。
SpotifyプレミアムユーザーであればCharge 4からSpotifyの音楽やPodcastを操作できる機能も追加された。
バッテリー持続時間は最大7日間(GPS使用時は最大5時間)。サイズは35.8ミリ×22.7ミリ×12.5ミリで、Charge 3と同じバンドを使える。防水レベルは水深50メートルまで。水泳後はバンドをタオルなどで拭くことを推奨している。
Fitbitは年内に米Googleによる買収が完了する見込みだ。
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