出前館とMobility Technologiesが業務提携 全国3エリアでタクシーを使った出前サービスを提供

» 2020年05月01日 19時30分 公開

 出前サービス「出前館」を運営する出前館と、タクシーアプリ「JapanTaxi」「MOV」を運営するMobility Technologiesは5月1日、飲食物などの配達ニーズとタクシー事業者とのマッチングを目的とする業務提携を締結したことを発表した。提携の一環として、同日から5月13日までの予定で、出前館で受けた注文をタクシーで配達する取り組みを一部地域において行う。

出前館/Mobility Technologies 出前館とMobility Technologiesが業務提携

 提携のきっかけは、「新型コロナウイルス」にある。同ウイルスの感染拡大を防止すべく、外出自粛要請が出される中、デリバリー(出前・配達)サービスへのニーズは高まっている。一方で、外出する人が減っているため、タクシーの稼働率は低下しており、運転手の収入が減るという問題が顕在化している。

 そんな中、デリバリーサービスの配達方法の拡充と、需要が減少するタクシーの有効活用を両立すべく、両社は提携することになった。

 取り組みの第1弾として、先述の通り5月1日から5月13日までの予定で、タクシーを使ったデリバリーサービスを行う。

 タクシー配送の対象となるのは、「出前館」「LINEデリマ」「dデリバリー」で受けた注文のうち、出前館の配達代行サービス「シェアリングデリバリー」を利用している店舗宛の注文。配送を請け負うのは、JapanTaxiやMOVに登録しているタクシー事業者のうち、特例で一時的な「有償貨物運送許可」を取得した数社の一部車両で、配送業務の受託に同意したドライバーが配達を担当する。

 発表時点での対象地域は東京都の「八丁堀エリア(銀座、神田など)」、横浜市の「センター南エリア(新横浜など)」、大阪市の「今里エリア(梅田、難波など)」で、社会情勢をうかがいつつ、今後も対象エリアを拡大する方針だ。

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