新型コロナの「濃厚接触通知アプリ」、6月中旬公開へ 安倍首相が言及

» 2020年05月25日 20時35分 公開
[田中聡,ITmedia]

 安倍晋三首相が5月25日、緊急事態宣言を全都道府県で解除することを発表した記者会見で、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性がある際に通知をするアプリを、6月中旬をめどに導入することを明かした。

安倍首相 接触通知アプリについて言及する安倍晋三首相

 接触通知アプリは、AppleとGoogleが提供するAPIをもとに、日本では厚生労働省が開発し、App StoreとGoogle Playストアで公開する見込み。Bluetoothを活用することで、新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触した可能性がある場合に通知が来る。位置情報をはじめとする「個人情報は全く取得しない、安心して使えるアプリ」と安倍首相は強調する。プライバシー保護の観点から、通知にはローテーション式のランダムなBluetooth識別子を使用。新型コロナウイルス感染症と診断されたユーザーは、ランダムな識別子を共有するかを選択できる。

iOS iOS端末では、iOS 13.5とiPadOS 13.5で接触通知APIが追加されており、「設定」→「プライバシー」→「ヘルスケア」から「COVID-19接触のログ記録」をオン/オフにできる(現在はアプリが導入されていないため、設定はできない)

 緊急事態宣言解除後も、感染者の増加スピードが高まれば、「2度目の緊急事態宣言の可能性もある」と安倍首相は述べる。「外出自粛のような社会経済活動を制限するようなやり方はできる限り避けたい。そのためには感染者をできるだけ早期に発見する、クラスタ対策をいっそう強化することが必要。そのカギが、接触確認アプリの導入」にあると首相はみている。

 オックスフォード大学が発表したシミュレーションによれば、この接触確認アプリが人口の6割近くに普及し、濃厚接触者の早期の隔離につなげることができれば、ロックダウン(都市封鎖)を避け、大きな効果が期待できるという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月25日 更新
  1. 富裕層向けカードの潮流が変化 アメックス、三井住友、ダイナース、ラグジュアリーカードが狙う“特別な体験価値”とは? (2026年09月22日)
  2. 「iPhone 18 Pro」は何が進化した? 「iPhone 17/17 Pro」とスペックを比較 全て20万円超えの価格が悩ましい (2026年09月10日)
  3. 似て非なる?「iPhone 18 Pro」と「iPhone 17 Pro」の外観上の違いを比較する (2026年09月23日)
  4. “iPhone 18難民”の買い替え先は? 最新「iPhone 18 Pro」と型落ち「17/17e/16」から最適解を考える (2026年09月25日)
  5. ドコモがahamoの料金刷新、40GB・60GB・120GBの3段階制に 月額3135円〜に値上げ (2026年09月25日)
  6. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  7. どちらを選ぶ? 「iPhone 18 Pro」と「iPhone Duo」のスペックを比較、14.5万円の価格差をどう捉えるか (2026年09月24日)
  8. 「マイナポータルアプリ」が「マイナアプリ」へ刷新されて何が変わった? メリットや利用方法を解説 (2026年09月20日)
  9. イオンでアプリ使ってる? お得に買い物をする方法を調べてみた【2026年9月版】 (2026年09月24日)
  10. キャリアショップや家電量販店よりも厳しい現実――街中の「併売店」の“今”を探る (2026年09月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー