AppleとGoogle、新型コロナ対策で協業 Bluetoothで濃厚接触の検出目指す

» 2020年04月11日 03時59分 公開
[田中聡ITmedia]

 AppleとGoogleが4月10日、新型コロナウイルス感染症の対策で協業することを発表した。

AppleとGoogle

 新型コロナウイルス感染症は感染者との濃厚接触により伝染する可能性があるため、濃厚接触の検出や追跡が、感染拡大を防ぐために役立つ手法とされている。この取り組みを推進すべく、AppleとGoogleはAPIとOSレベルで濃厚接触の可能性を検出するソリューションを開発していく。

 まず、公衆衛生当局が提供するアプリを、Android端末とiOS端末で相互に利用可能にするAPIを2020年5月に提供する。これらのアプリはApp StoreやGoogle Playからダウンロード可能になる。

 今後AppleとGoogleは、数カ月をかけてこれらアプリの機能をOSに組み込むことで、Bluetoothで濃厚接触の可能性を検出するプラットフォームの実現を目指す。これはユーザーがオプトインを選択することで参加でき、アプリや政府の保健当局といったより広範なエコシステムとの連携が可能になるという。

 その際にプライバシーや透明性を確保し、ユーザーからの同意を得ることが前提になる。また、第三者による分析を可能にするために、この取り組みに関する情報は公開していく。

 2社は「世界が直面する最も差し迫った問題を解決する上で、AppleとGoogleは力を合わせる必要性を痛切に感じています。開発者、政府機関、公衆衛生当局との緊密な協力と連携に基づき、テクノロジーの力を活用して、世界中の国々が新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑え、1日でも早く日常生活を取り戻せるよう支援していきます」とコメントしている。

AppleとGoogle AppleとGoogleの告知

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. 「海外からの迷惑電話が解消した」との声も NTTタウンページの「詐欺対策」アプリ、累計100万ダウンロード突破 (2026年06月25日)
  2. 年会費9万9000円の価値はある? 最上位クレカ「Olive Infinite」と「Visa Infinite」の違いと持つべき人 (2026年06月25日)
  3. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  4. スマホの短期解約、最長1年の「継続利用」容認で抑制へ 「お試し割」は統合 総務省が取りまとめ (2026年06月25日)
  5. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  6. iPhoneそっくりなだけじゃない、コラボモデルもある「HONOR 600 Pro」 (2026年06月26日)
  7. 「実質24円」は今後も続く? スマホ残価設定は「現状維持」、残価率の一律化は「適当ではない」と総務省が評価 (2026年06月25日)
  8. 「日本は6G周波数の議論すら始まっていない」 クアルコムが抱く危機感と、AI時代の次世代通信 (2026年06月26日)
  9. ソニー「aibo」の国内販売終了 なぜ、人に愛される存在になったのか (2026年06月25日)
  10. iPadやMac値上げでiPhoneはどうなる? Apple直販は価格維持も、キャリアや量販店で値上げの動きが続く (2026年06月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー