新型コロナの影響で第1四半期のアプリ支払高が過去最高の234億ドルに──App Annie調べ

» 2020年04月03日 10時55分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米アプリ調査会社App Annieは4月2日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症が世界のモバイルアプリ利用に与えている影響についてレポートした。対策のための在宅勤務推奨やロックダウン(都市封鎖)実施の影響で、アプリでの滞在時間、ダウンロード数、支出高が増えている。

 新型コロナウイルス感染症の拡大が始まった2020年第1四半期(1〜3月)は、各国でモバイルアプリに費やす時間が軒並み2桁台の増加率(前年同期比)だった。中国では1日当たりの滞在時間が30%増の5時間、イタリアは11%増だった。週当たり滞在時間は、イタリアが30%、フランスが15%、米独が10%増だった。

 annie 1 1週間当たりの平均アプリ滞在時間の国別推移(2019年第4四半期〜3月。資料:App Annie)

 世界全体では前年同期比20%増だった。

 annie 2 1週間当たりの平均アプリ滞在時間推移(世界。資料:App Annie)

 アプリ内購入を含むアプリストアでの支出とダウンロード数も増加している。第1四半期のアプリストアでの支出は前年同期比15%増の234億ドル(約2兆5300億円)で、過去最高だった。ダウンロード数は、Google Playストアでは5%増の225億件、App Storeでは15%増の90億件以上だった。

 Google Playストアではゲーム以外のアプリが55%を占め、App Storeでは65%を占めた。

 annie 3 第1四半期のアプリストア別ダウンロード数(薄いピンクがゲームアプリ。資料:App Annie)

 カテゴリ別では、Google Playストアではゲームのダウンロードが最大ではあったが、健康&フィットネスが40%、教育関連が35%、ビジネス関連が30%と大きく増加した。

 App Storeでも、教育関連が40%、ビジネス関連が35%、健康&フィットネスが30%増加した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. 「海外からの迷惑電話が解消した」との声も NTTタウンページの「詐欺対策」アプリ、累計100万ダウンロード突破 (2026年06月25日)
  2. 年会費9万9000円の価値はある? 最上位クレカ「Olive Infinite」と「Visa Infinite」の違いと持つべき人 (2026年06月25日)
  3. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  4. スマホの短期解約、最長1年の「継続利用」容認で抑制へ 「お試し割」は統合 総務省が取りまとめ (2026年06月25日)
  5. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  6. iPhoneそっくりなだけじゃない、コラボモデルもある「HONOR 600 Pro」 (2026年06月26日)
  7. 「実質24円」は今後も続く? スマホ残価設定は「現状維持」、残価率の一律化は「適当ではない」と総務省が評価 (2026年06月25日)
  8. 「日本は6G周波数の議論すら始まっていない」 クアルコムが抱く危機感と、AI時代の次世代通信 (2026年06月26日)
  9. 「モラルが欠如している」──LINE安否確認で“悪ふざけ”、SNSで批判の的に (2026年06月26日)
  10. ソニー「aibo」の国内販売終了 なぜ、人に愛される存在になったのか (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー