KDDIは6月8日から、YouTubeにおいて「KDDIスマホ・ケータイ安全教室(青少年向け講座)」の模擬講座の動画を配信している。合わせて、同社のWebサイトにおいてPDF形式の教材のダウンロード提供も開始した。
この講座では、子どもたちが自らの判断でリスクを回避する能力を身に付けられるように、携帯電話を利用する際に守るべきルールやマナー、覚えておくべき携帯電話やインターネットに関わるトラブルや事件・事故の事例を紹介。学年や対象者別にコース分けされており、小学校低学年向けの「初級コース」、小学校中学年から高学年向けの「初中級コース」、小学校高学年から中学生向けの「中級コース」、中学生から高校生向けの「上級コース」、そして「保護者向けコース」を開設している。
初級コースでは親しみやすいキャラクターのアニメーションで、スマホやケータイをまだ持っていない、持ち始めて間もない子どもたちに起こりやすいトラブル事例を紹介している。初中級〜上級コースでは「怖さ」を実感できる動画などを使ってトラブル事例を紹介し、回避するためのポイントやトラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法を伝えている。保護者向けコースでは子どもに実際に起こりうるトラブルの実例を元にした動画や、フィルタリングの重要性を説明する。
動画の総時間数は3時間25分24秒で、教材の総ページ数は314ページとなる。
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