米Appleが9月15日(現地時間)に開催したイベントは、例年よりも短い1時間4分ほどで終了した。2019年9月のスペシャルイベントは1時間40分だった。この30分ちょっとの差が生じたのは、2020年は大方の予想に反してiPhoneの新機種が発表されなかったからだ。
今回発表したのは、血中酸素量も測定できる「Apple Watch Series 6」と廉価版の「Apple Watch SE」、Apple Watchのファミリー設定、トレーニングサービス「Apple Fitness+」、サブスクリプションサービスを1つにまとめた「Apple One」、そして「iPad」と「iPad Air」の新モデルという内容だ。
イベントの最後に、「iOS 14」「iPadOS 14」「watchOS 7」が明日(日本時間では9月17日)配信されることが告知されたが、iPhoneの発表に関する予告もなかった。
2020年の新iPhoneは、例年より数週間遅れて発売することをAppleは予告していたが、どうやら発表時期も発売に合わせて後ろ倒しになるようだ。例年の発表→発売のスケジュール通りだと考えると、10月上旬が新iPhone発表のタイミングになる可能性が高い。
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