「Xperia 5 II」実機レポート 小さくなっただけじゃない、独自の工夫とは?(1/2 ページ)

» 2020年09月18日 16時11分 公開
[田中聡,ITmedia]

 ソニーモバイルの新型スマートフォン「Xperia 5 II」が、2020年秋以降に発売される。「Xperia 1 II」の機能をベースにディスプレイの駆動速度を向上させ、ソニーの技術を小型ボディーに詰め込んだ。短時間ながら、実機に触れる機会を得たため、写真とともにお届けしたい。なお、この実機はグローバルモデルのため、国内で発売されるものとは外観や仕様が異なる場合がある。

Xperia 5 II
Xperia 5 II 9月17日に発表された新機種「Xperia 5 II」

 Xperia 5 IIの本体サイズは68(幅)×158(高さ)×8.0(奥行き)mm。幅68mmを小型と言っていいかは意見が分かれるところだが、Xperia 1 IIの72mmより細くなっており、高さも166mmからダウンしている。重さもXperia 1 IIの181gよりも軽い163gで、手にしてみると、数字ほどの重さは感じなかった。

Xperia 5 II 幅が68mmなので、他の6型超えハイエンド機よりも片手で持ちやすい

 Xperia 5の3140mAhより容量が大きい4000mAhのバッテリーを搭載し、さらに5Gに新たに対応しながら、8.2mmから8.0mmへと薄くなっているのも特筆すべき点だ。これはプリント基板を2階建て構造にしてサイドキーやフレームを薄くしたことが大きいという。

Xperia 5 II 「Xperia 5」(左)と比較。サイズ感ほぼ同じ
Xperia 5 II Xperia 5 IIの方が0.2mm薄い

 ややスクエアな形状だったXperia 1 IIに対して、Xperia 5 IIはコーナーが丸みを帯びていて手にしっかりとフィットする。ソニーモバイルによると、Xperia 5 IIではユーザーの裾野を広げるべく、持ちやすさにも配慮したという。

Xperia 5 II 「Xperia 1 II」(左)の方が一回り大きい
Xperia 5 II Xperia 5 IIの方が角が丸みを帯びている

 本体カラーでは、Xperia 1以降では初となるピンクを採用しており、女性を意識していることが分かる。といってもコテコテのピンクではなく、ローズゴールドに近い色。大人の女性や男性が持っても違和感がなさそうだ。反面、Xperia 5で印象的だったレッドがなくなったのは少々残念ではある。

 背面にはガラス、側面には金属フレームを採用しており高級感も十分ある。

Xperia 5 II Xperiaでは久々となるピンク
Xperia 5 II フレームの色も各色で異なる
Xperia 5 II 定番のブラック

 ハード面の新たな特徴として、Google アシスタント用のキーを右側面に搭載した。このキーを長押しすればGoogle アシスタントを起動できるので、スリープ状態でも利用開始できる。ただし他の機能を割り当てることはできない。隣にはシャッターキーがあるので少々紛らわしいが、シャッターキーは半押しでの操作に対応するため、凸量を大きく取っているが、Google アシスタントキーは誤操作防止の観点からも、あえて出っ張りを抑えている。他に指紋センサー一体型の電源キーとボリュームキーもあり、右側面はキーが多くなっている。

Xperia 5 II キーがひしめく右側面

 反対側の左側面にはSIMスロットしかない。試しにスロットを空けてみたところ、microSD/SIMとSIMのスロットとなっていた(片方はmicroSDと排他利用)。ただしこちらはグローバル版なので、国内キャリアが販売するものは、SIMスロットの1つはふさがれてしまう可能性が高い。SIMロックフリーモデルなら、先に発表があったXperia 5やXperia 1 IIなどのようにデュアルSIMになるだろうが、果たして今回はキャリアと同時にSIMロックフリー版も発表されるのだろうか。

Xperia 5 II 左側面にSIMスロットがある
Xperia 5 II グローバル版はデュアルSIMだった

 21:9という縦長のディスプレイも健在。コンテンツが欠けることなく表示できるよう、今回も画面上部にノッチは設けていない。上下のベゼルはXperia 5よりも狭くなり、画面占有率が向上しているという。縦長の画面を生かしたマルチウィンドウも利用できる。

Xperia 5 II ノッチのないデザインを継続
Xperia 5 II 上下のアプリをスワイプで個別に切り替えられる
Xperia 5 II 一度起動した組み合わせで再び2アプリを同時に起動できる

 ステレオスピーカーはどちらも本体正面に搭載しており、バランスの良いサウンドを楽しめる。3.5mmイヤフォンジャックも搭載している。

Xperia 5 II
Xperia 5 II 上下対称になるようステレオスピーカーを搭載
Xperia 5 II 3.5mmイヤフォンジャックが上面にある
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月28日 更新
  1. 「SuicaでJR東海エリアをまたげない」問題、ついに解消か JR東海社長「勉強している」【訂正】 (2026年09月27日)
  2. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  3. ドコモ値上げの背景は? 副社長が語るahamoの競争力と、「楽天モバイル意識」の本音 (2026年09月25日)
  4. なぜドコモはahamoの大幅値上げを避けたのか? 段階制で安くなるケースと「アップセル戦略」の狙い (2026年09月26日)
  5. ドコモが低容量プラン「ドコモ mini2」発表 6GB/12GBの2段階で月額3278円/4598円 (2026年09月25日)
  6. 高額な「iPhone Duo」を横目にどう選ぶ? Androidフォルダブルスマホをお得に買う方法【2026年9月版】 (2026年09月27日)
  7. “iPhone 18難民”の買い替え先は? 最新「iPhone 18 Pro」と型落ち「17/17e/16」から最適解を考える (2026年09月25日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. ソフトバンクとLINEヤフーが「Yahoo!スマホ買取」を始めた理由 スマホ高騰時代に目指す「中古の循環」 (2026年09月28日)
  10. iPhone Duoではなぜか「指紋認証」が復活――カメラのアンダーディスプレイ化でダイナミックアイランドはどうなる? (2026年09月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー