民放キー4局と提携して番組動画の見放題も提供する。民放テレビ番組をネット配信する「TELASA」「Paravi」「FODプレミアム」がセットになった5Gスマホ向けのデータ使い放題プラン「データMAX 5G テレビパック」と、4Gスマホ向けの「データMAX 4G LTEテレビパック」を10月2日から提供する。これによって、配信される動画のラインアップ数は日本最大級になると高橋氏は胸を張った。
高橋氏は既存の5G向け料金プランを改めて紹介しながら、「auは使い放題を訴求していく」と意気込んでいた。
5Gへの投資も続ける。2021年度中に約1万局、2022年度中に約5万局の予定でエリアを拡大していく。「新規の周波数も使っていくし、既存の周波数も使うことによって、5Gエリアをいち早く広げていくのがわれわれに課された任務」と語った。
また、「料金については先駆的にやってきたという自負がある。分離プランの「auピタット/フラット」プランも他キャリアに先駆けていち早く導入した」(高橋氏)とアピール。さらに、サブブランドのUQ mobileやMVNOのBIGLOBEモバイル、J:COM MOBILEを加えたマルチブランドで、「グループ全体であらゆるお客さまの要望に対応する」(高橋氏)という姿勢を説明した。
「auは5Gで行く。エリアも拡大し、料金は使い放題。いろいろなサービスと提携し、このサービスを使うならauの5Gというようにしていく。UQ mobileはシンプルでお手頃価格な料金を提供する。これに加えて、MVNOは圧倒的に価格重視で行く」(高橋氏)
One More Thingとして、5Gや先端テクノロジーが体感できるKDDIのコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」が9月26日にオープンすることも紹介した。
1階は5Gスマホやアクセサリー、ユニークな5G関連アイテムを陳列。2階にはauの最新ラインアップが展示され、購入相談や契約、アフターサービスの手続きが可能だ。
地下1階は、au 5GやKDDIの先端テクノロジーを活用したARコンテンツ「AUGMENTED Experience」を楽しむことができる。東京国立博物館が所蔵する「聖徳太子絵伝」をもとにしたARアニメやバーチャルハマスタを体感できる他、auスマートパスプレミアムで配信されているコンテンツ、全国の動物園をスマホで見ることができる「one zoo」、ARで出現したドアを入ると美しい360度映像が見られる「au XR Door」などが楽しめる。
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