ソフトバンクとウィルコム沖縄は11月9日、シャープ製スマートフォン「AQUOS sense4 basic」と京セラ製スマートフォン「Android One S8」を順次発売することを発表した。AQUOS sense4 basicについては、11月13日から販売予約を受け付ける。
【訂正:19時10分】初出時、AQUOS sense4 basicについて指紋認証に対応する旨を記載していましたが、実際には非対応となります。おわびして訂正致します
AQUOS sense4 basicは、シャープのスタンダードLTE(4G)スマホ「AQUOS sense4」をベースに開発された。AQUOS sense4と比べると、アウトカメラから広角レンズを省略したこと、メインメモリを3GBとしたこと、指紋認証を省略したこと以外は、主要なスペックは同様となる。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 720G」で、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは64GBを備える。最大1TBのmicroSDXCを搭載することも可能だ。OSはAndroid 10をプリインストールする。
ディスプレイはフルHD+(1080×2280ピクセル)の約5.8型IGZO液晶を搭載し、バッテリーは4570mAhの大容量品を採用した。連続待受時間は約1020時間(4G LTE/AXGPネットワーク)、連続通話時間は約3550分(同)となっている。
先述の通り、アウトカメラはデュアル構成で、約1200万画素の「標準」、約800万画素の「望遠(2倍)」の2つを搭載している。インカメラは約800万画素のシングル構成だ。
Wi-Fi(無線LAN)はWi-Fi 5に対応し、Bluetooth 5.1も利用できる。NFCやおサイフケータイを使った非接触通信にも対応する。「顔」を使った生体認証も備える。
ボディーサイズは約71(幅)×148(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量は約176gとなっている。IPX5/8等級の防水性能と、IP6X等級の防塵(じん)性能も確保している。カラーはライトカッパー、ブラック、シルバーを用意している。
Android One S8は、Googleの端末プログラム「Android One」に準拠したエントリー端末で、発売から24カ月間に最低1回のOSバージョンアップと、発売から36カ月間のセキュリティパッチの毎月提供が保証される。
プロセッサはMediaTekの「Helio P65(MT6768)」で、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。最大1TBのmicroSDXCを搭載することも可能だ。OSはAndroid 11をプリインストールする。
ディスプレイはフルHD+(1080×2280ピクセル)の約6.26型TFT液晶を搭載し、バッテリーは4100mAhを採用した。連続待受時間は約930時間(4G LTE/AXGPネットワーク)、連続通話時間は約2170分(同)となっている。
先述の通り、アウトカメラはデュアル構成で、約1600万画素の「標準」、約800万画素の「超広角(135度)」の2つを搭載している。インカメラは約800万画素のシングル構成だ。
Wi-Fi(無線LAN)はWi-Fi 5に対応し、Bluetooth 5.1も利用できる。NFCやおサイフケータイを使った非接触通信にも対応する。「顔」を使った生体認証も備える。顔認証にはAI技術を導入し、写真や動画を使った「なりすまし」を抑制できるという。
ボディーサイズは約76(幅)×162(高さ)×8.7(厚さ)mmで、重量は約169gとなっている。IPX5/8等級の防水性能と、IP6X等級の防塵(じん)性能も確保している。泡ハンドソープやアルコールでの手入れも可能だ(一定の条件あり)。カラーはホワイト、ペールブルー、ブラックを用意している。
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