テレビ会議のお供に使いたい「オープンイヤーイヤフォン」 3モデルを試してみた(2/4 ページ)

» 2020年12月08日 06時00分 公開
[島徹ITmedia]
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アクセサリー風に装着 ambie製「sound earcuffs AM-01/wireless earcuffs AM-BT01」

 耳たぶに挟んで装着する独特な構造を採用。有線タイプ「ambie sound earcuffs AM-01」(量販店やECサイトで実売6050円前後)と、ワイヤレスタイプ「ambie wireless earcuffs AM-BT01」(量販店やECサイトで実売1万3200円前後)の2種類が販売されています。ソニーの関連会社が出資するベンチャー起業ambieが2017年に発売した製品で、近年のオープンイヤーイヤフォン人気の先鞭(せんべん)をつけた製品といえます。

テレワークで便利なイヤフォン 「ambie sound earcuffs AM-01」(有線タイプ)
テレワークで便利なイヤフォン 「ambie wireless earcuffs AM-BT01」(ワイヤレスタイプ)

 安価な有線タイプとワイヤレスタイプがあり、それぞれ6種類のカラーを用意。限定コラボモデルも販売されています。ワイヤレスタイプは連続音楽再生時間が約6時間、待機時間が約650時間、充電はMicro USB端子となります。スマホのSiriやGoogleアシスタントの起動にも対応しています。

 装着時は両手を使って、耳たぶのやや上の位置を挟みます。人によって耳の形状は異なるので、細い導音管が耳の穴の手前あたり来るよう調整しつつ、耳たぶへの装着位置を細かく動かして圧迫感の少ない位置を探すのがコツです。

テレワークで便利なイヤフォン 装着例。遠くから見るとイヤリングのようにも見える

 イヤフォンからの音は耳元から、外の音は外からと音場がほどよく分離して聞こえます。イヤフォンからの音を重視して聴きつつ、外の音もある程度聞きたいという用途にはピッタリのバランスです。

テレワークで便利なイヤフォン 耳たぶに装着すると、音導管の出口が耳の穴の手前に来るよう設計されている

 装着感は、耳の形状がほどよく合う人なら最適なのですが、耳が厚めの人だと圧迫感が気になります。最適な装着位置が見つかればいいのですが、人によっては無理だと感じることもあるでしょう。できれば、店頭などで実際に装着感を試すことをお勧めします。

 耐久性ですが、内部の硬質な素材をシリコンゴムで覆う構造になっており、無理な力が入ると先端のイヤーピースが外れる設計になっています。このため、イヤフォン部の破損はほぼ気にせずに済みます。イヤーピースを紛失しても、実売620円で購入できます。

テレワークで便利なイヤフォン イヤーピース部は外れる設計。ワイヤレスタイプは固定されているが、こちらも力が加わると外れるようになっている

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