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» 2020年12月01日 14時55分 公開

「一太郎Pad」がPCからの文書転送に対応、「ATOK for Android[Professional]」はAI補正機能を搭載

ジャストシステムが12月1日、スマートフォン向け「一太郎Pad」と「ATOK for Android」のアップデートを発表した。一太郎2021で作成した文書を一太郎Padに送信して編集できるようになった。ATOK for Android[Professional]には入力ミスの自動補正機能を追加した。

[田中聡,ITmedia]

 ジャストシステムが12月1日、スマートフォン向け文書作成アプリ「一太郎Pad」と日本語入力ソフト「ATOK for Android」のアップデートを発表した。

一太郎2021から一太郎Padに文書を送信可能に

 一太郎Padは、作成した文書をPC向け「一太郎2020/2021」に転送したり、文書をカメラで読み込んでテキストデータ化したりできる無料のアプリ。iOS、iPadOS、Androidで利用できる。2021年2月5日に公開予定のバージョン「2.0.0」では、一太郎2021で作成した文書を一太郎Padに送信できるようになる。例えば、一太郎2021で書きかけの文書を一太郎Padに転送し、続きをスマホで作成するといったことができる。

一太郎Pad 一太郎2021と一太郎Padの双方向で文章の転送が可能に

 一太郎Padでも違和感なく文書が読めるよう、一太郎2021で「段落スタイル」を使って作成した大見出しや小見出しは、一太郎Padでは「#_」「##_」が自動で付加される。また、一太郎2021で設定されたフリガナは、一太郎Padではカッコで出力される。

一太郎Pad タイトルや見出しが分かるよう、一太郎Padでも自動で変換する

 編集機能も強化し、「省入力ツール」から「#_」「##_」、丸カッコ、二重カギカッコ、三点リーダーなどを呼び出せるようにする。入力画面上にはよく使う記号などを5つまで表示させ、少ないステップで入力可能にする。また文字数も表示する。

一太郎Pad カギ括弧や三点リーダーなどを簡単に入力できる「省入力ツール」

 一太郎Padと一太郎2021でテキストデータを送受信するには、事前にWi-FiでPCとスマホを接続させる必要がある。その後、一太郎2021の「ファイル」→「一太郎Pad」→「一太郎Padへ送信」を選べばよい。

ATOK for Android[Professional]に入力ミスの自動補正機能

 月額500円(税別)の「ATOK Passport[プレミアム]」で提供している「ATOK for Android[Professional]」に、12月1日から「ATOKディープコレクト」機能を提供する。

 ATOKディープコレクトは、テンキーキーボード専用の入力支援機能。フリック操作でタッチするキーの位置がずれた際に、正しい文字に自動で補正する。例えば「新幹線」と入力する際、「しんか」の後に「ん」を打つはずが「ゆ」と打ってしまい、「しんかゆせん」と入力されるはずが、「しんかんせん」と修正してくれる。これは「しんかゆせん」が日本語らしくないと判断して、補正したヨミを推測することで実現する。この補正機能は、フリック入力の他、あ〜お段が扇形で表示されるジェスチャー入力にも対応している。

ATOK for Android タッチするキーの位置がずれても正しい文字に補正してくれる

 さらに、促音の「っ」や、拗音(ようおん)の「ゃ」「ゅ」「ょ」といった文字が「つ」「や」「ゆ」「よ」のままでも、自動で補正してくれる。例えば「写真送って」と変換する際に、「しゃしんおくって」ではなく「しやしんおくつて」からでも変換可能になる。

ATOK for Android 促音や拗音の入力ミスも補正してくれる

 スマートフォンのディスプレイが縦長になっているトレンドを考慮し、変換候補を横スクロールだけでなく縦スクロールでも閲覧できるようにした。

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