プラススタイルが2月10日、スマートフォンと連携して設定が可能な人感センサー搭載LED電球「スマートLED電球(人感)/E26」と調光に対応した「スマートLED電球(RGB調色)/E26」の2商品を発表した。近藤正充社長によると、「スマートホームの中核になるような商品」だという。
価格(税込み)はいずれも3980円で、発売は2月26日。2月10日に予約が開始し、26日までに予約すると2980円となる。同社の直販サイト+Style本店では、26日までそれぞれが2個セットとなった商品を26%引きとなる5860円で販売する。
人感センサーを搭載したスマートLED電球(人感)/E26は、(1)人を感じ、家電が動く(2)家族と「そっとつながる」(3)「もう消えた」をなくす――という3つの特徴を持つ製品。
(1)では、人感センサーにより人の動きを検知して自動で点灯し、さらに同社のスマートホーム製品と連携する。
例えば玄関に電球を設置して午前中に人を検知したら、スマートマルチリモコンでテレビやエアコンをオフ、スマートLEDシーリングライトをオフ、スマートロボット掃除機をオン、といった動作が自動的に設定できる。逆に夕刻に人を検知したらテレビやエアコン、シーリングライト、スマート全自動コーヒーメーカーをオンにする、といった連携が可能だ。
同社は現在発売中のものだけで17のスマートホーム製品を販売しており、こうしたスマートホーム製品と人感センサー搭載LED電球を連携できる点が特徴だ。
(2)は、遠隔に住む両親や出勤中に子どもを見守ることができる機能。ホームカメラのような動画だと見守りには便利だが、プライバシーの問題がある。それに対して今回の製品であれば、動作の履歴や通知で人の動きが遠隔でも把握できる。玄関や廊下の点灯・消灯履歴で老親の動きを把握できるし、リアルタイム通知で子どもが帰宅したことも把握できる。
(3)では、既存の人感センサー搭載電球は点灯時間を設定できず、まだ必要なのに消灯してしまう、といったこともあった。同製品はスマートフォンに接続して設定を変更できるため、動きを検知して点灯した後の点灯時間を30秒〜1時間の間で自由に設定できる。
同様に、検知精度を設定できるので、頻繁に点灯と消灯を繰り返す、といったことがないように設定できる。昼間の明るい時間帯でも点灯する、といったように照度レベルも変更できるため、自由度の高い設定が可能。「スマート化されていない人感センサー付きLED電球と比べても使い勝手が大幅に向上する」と近藤氏はアピールする。
もう1つの「スマートLED電球(RGB調色)/E26」は、要望があったということで追加された商品。1677万色の調色が可能で、スマートフォンと接続して自由にカラーを変更できる。複数の電球を同時に調色する機能もあり、イルミネーションやストロボ、パーティなどの11種類の点灯モードを選択することもできる。モードのカスタマイズも可能だ。
同社のスマートホーム製品は19種類となり、近藤社長は「“おうち丸ごとスマート化”をさらに推進するために、新しい商品をどんどん出していきたい」と意気込む。
同社は2021年3月の創立5周年を記念して、3月1日から1カ月間、記念イベントを開催する。スマート商品の新商品、既存製品のセール販売、新ジャンルの新商品といったさまざまな発表を予定しているという。詳細は3月1日に発表するとしている。
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