富士通コネクテッドテクノロジーズは4月1日付で、商号(社名)を「FCNT(エフシーエヌティー)」に変更する。
富士通コネクテッドテクノロジーズは、富士通から携帯電話端末に関する事業を分社する形で2016年2月1日に発足した。同時に、富士通はPCの開発/製造に関する事業とコンシューマー向けPCの販売事業も分社し、富士通クライアントコンピューティング(現在は中国Lenovoグループ傘下)に継承している。
富士通は2018年3月30日、保有する富士通コネクテッドテクノロジーズの株式の70%をポラリス・キャピタル・グループ(ポラリス)が運営するファンド(ポラリス第四号投資事業有限責任組合)に譲渡した。現在、資本ベースにおいて富士通コネクテッドテクノロジーズはポラリスの傘下にある。
「FCNT」は今まで、富士通コネクテッドテクノロジーズの略称として使われてきた。4月1日以降は従来の略称が正式な商号ということになる。同社では「Creating New “Connects”(新しい“つながり”の創出)」をミッションとして掲げ、「arrows」や「らくらくスマートフォン」といった携帯電話端末を継続して提供しつつ、5G/IoT時代に向けた次世代端末の開発、ソリューションビジネスやサービスビジネスの展開を加速していくという。
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