ニュース
» 2021年03月29日 20時30分 公開

arrowsの富士通コネクテッドテクノロジーズが「FCNT」に社名変更 4月1日付

「arrows」や「らくらくスマートフォン」で知られる富士通コネクテッドテクノロジーズが、4月1日付で商号(社名)を変更する。変更後の商号は、従来から略称として用いていた「FCNT(エフシーエヌティー)」だ。

[井上翔ITmedia]

 富士通コネクテッドテクノロジーズは4月1日付で、商号(社名)を「FCNT(エフシーエヌティー)」に変更する。

FCNT FCNTロゴ。これまでも発表会の資料などで使われてきたものだが、社名変更後はこれが正式なロゴとなるようだ

 富士通コネクテッドテクノロジーズは、富士通から携帯電話端末に関する事業を分社する形で2016年2月1日に発足した。同時に、富士通はPCの開発/製造に関する事業とコンシューマー向けPCの販売事業も分社し、富士通クライアントコンピューティング(現在は中国Lenovoグループ傘下)に継承している。

 富士通は2018年3月30日、保有する富士通コネクテッドテクノロジーズの株式の70%をポラリス・キャピタル・グループ(ポラリス)が運営するファンド(ポラリス第四号投資事業有限責任組合)に譲渡した。現在、資本ベースにおいて富士通コネクテッドテクノロジーズはポラリスの傘下にある。

 「FCNT」は今まで、富士通コネクテッドテクノロジーズの略称として使われてきた。4月1日以降は従来の略称が正式な商号ということになる。同社では「Creating New “Connects”(新しい“つながり”の創出)」をミッションとして掲げ、「arrows」や「らくらくスマートフォン」といった携帯電話端末を継続して提供しつつ、5G/IoT時代に向けた次世代端末の開発、ソリューションビジネスやサービスビジネスの展開を加速していくという。

現行ラインアップ 富士通コネクテッドテクノロジーズの現行端末ラインアップ。NTTドコモ向けの製品が中心だが、ソフトバンクや楽天モバイル向けの製品や、自社で手がけるSIMロックフリー製品も用意している

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2023年12月05日 更新
  1. 新型折りたたみスマホがいきなり「実質9840円」/ネットワークTVチューナーの魅力とは? (2023年12月02日)
  2. 「Xiaomi 13T Pro」を“実質24円”で販売できるカラクリ 実は転売ヤー対策として有効も、今後は規制に? (2023年12月02日)
  3. Googleマップの新デザイン、見慣れました? 元デザイナーは苦言を呈しているが、アクセシビリティーの観点からメリットもありそう (2023年12月01日)
  4. NTT法は2025年の通常国会までに「廃止」が「既定路線」か――防衛財源の確保という「建前」はうやむやに (2023年12月03日)
  5. 制裁中なのに5G対応 謎多きスマホ「HUAWEI Mate 60」はどのように製造されたのか (2023年11月30日)
  6. 「端末値引き4万円まで」「白ロム割規制」は12月27日から 電気通信事業法の改正が決定 (2023年11月24日)
  7. KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルなど181者が意見表明 NTT法廃止は「国民の声を十分に聞いたものとはいえない」と批判 (2023年12月04日)
  8. Google、“休眠アカウント”の削除を開始 どうすれば削除されずに済む? (2023年12月02日)
  9. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月4日最新版】 20%還元や全額還元のお得な施策多数 (2023年12月04日)
  10. TVはないけどTVを見たい! いろんなデバイスをTVにできるアイ・オーの「REC-ON」を試してみよう (2023年11月24日)

過去記事カレンダー