保証切れのMacやiPhone/iPadの修理をより気軽かつ高品質に Appleが「Independent Repair Provider」を日本を含む世界に拡大

» 2021年03月30日 14時00分 公開
[井上翔,ITmedia]

 Appleは3月29日(米国太平洋時間)、保証期間が切れた同社製品(Mac、iPhone、iPad)などを修理する業者を認定する「Independent Repair Provider(独立修理プロバイダ)」プログラムを日本を含む200以上の国/地域に拡大することを発表した。日本では「今週後半」(4月1日か2日と思われる)から業者からの申し込みを受け付ける。

気軽に修理 Apple製品をより気軽に修理できるようになる(写真提供:Apple)

プログラムの概要

 Independent Repair Providerプログラムに参加する修理業者は、Appleから以下のリソースを提供される。

  • トレーニングプログラム(無料)
  • Apple純正部品(有償)
  • 修理に用いる専用治具(有償)
  • 修理マニュアル(無料)
  • 故障診断プロセス(無料)

 プログラムへの応募自体は無償だ。ただし、Appleから純正部品と治具の購入することと、専任の「Apple認定技術者」の配備を求められる。また、以下のいずれかに当てはまる場合は応募できない。

  • パーツの販売/流通業者
  • Authorized Apple Reseller(Apple製品の正規販売代理店、※)

(※)Authorized Apple Resellerは正規サービスプロバイダ(後述)に応募できる

サイト Independent Repair Providerの申請サイト。日本での申請受け付けは「今週後半」から開始する予定だ

 ユーザーは、正規サービスプロバイダと同様にWebサイトから独立修理プロバイダを検索できる。

正規サービスプロバイダとの違いは?

 Appleによる修理業者の認定プログラムとしては、既に「正規サービスプロバイダ(Authorized Service Provider)」が用意されている。

 正規サービスプロバイダは、Appleの“公式”修理拠点という位置付けとなる。そのため、Appleが直接行う修理と同様のサービスを受けられる。保証期間内の修理や「Apple Care」を適用した修理にも対応可能だ。

 それに対して、冒頭に記した通り、Independent Repair Providerは保証期間が切れたApple製品の修理のみ受け付ける。保証期間内の修理やApple Careを適用した修理には対応しない。ただし、Apple純正の部品や治具を利用できるので、「サードパーティー修理」と比べると修理品質の向上を期待できる。

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