世界を変える5G

折りたたみスマホ「razr 5G」はなぜ縦型? ヒンジの耐久性は? Motorola担当者に聞く(2/2 ページ)

» 2021年04月26日 11時52分 公開
[小山安博ITmedia]
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横向きの折りたたみスマホではニーズを満たせない

 Snow氏は、今回のようなフリップタイプの折りたたみスマートフォンを検討する中で、どのサイズにするのがベストかを考えたという。折りたたみスマートフォンは「これからどんどん伸びていく」と考え、まずは第1弾として、前モデルのフリップタイプを投入。折りたたみスマートフォンには横開きのタイプもあるが、これは「ニーズが満たせない」と同氏。

 折りたたむとスマートフォン、開くとタブレットになるのだが、「そもそもみんなどちらも持っている」(同)。そのため、スマートフォンとタブレットの双方より安価にできないと、横開きの意味がないのではないか、とSnow氏は考える。

razr 5G 現在の折りたたみスマホは、横向きに開くものが多い(写真はSamsungの「Galaxy Z Fold2」)

 ただ、まだ参入企業が少ない折りたたみスマートフォン。Snow氏は、他社がさらに参入して競争が増えてくればコストが下がり、イノベーションが進むことを期待する。「今年(2021年)、さらに4社が参入してグローバルで折りたたみスマートフォンを販売し、価格のバリエーションが増えれば、折りたたみスマートフォンのシェアが25%に行くのでは」と期待するが、実際はこの状態になって「シェア25%になるのには2〜3年かかるだろう」と推測する。

 他社が参入しても、Motorolaには技術があり、他社に対抗できると自信を見せるSnow氏。折りたたみのメカニズムやディスプレイの材質、RFの設計など、「どの技術も自慢したい」とSnow氏は強調し、同社の多くの知見をつぎ込んだrazr 5Gが「生きたいいスマートフォン」だとアピールしていた。

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