韓国Samsung Electronicsが久しぶりに米Appleに喧嘩を売るようなCM動画を2本公開した。2017年以来だ。今回は、1月に発表した「Galaxy S21 Ultra」と、Appleが2020年10月に発表した「iPhone 12 Pro Max」のカメラ性能を比較するというものだ。
15秒の動画にはいずれも「Your phone upgrade shouldn't be a downgrade.」(スマホのアップグレードがダウングレードになってはいけない)というメッセージで始まる。
1本はグリルチーズサンドをiPhoneとGalaxyで撮影した画像を上下に並べ、違いを見せる。上はGalaxy S21 Ultraの1億800万画素の広角を生かした写真、下はiPhone 12 Pro Maxの1200万画素の広角レンズで撮影した写真としている。
もう1本は望遠で撮影した月の比較。Galaxy S21 Ultraのウリである2基の望遠カメラを併用した100倍「Space Zoom」(デジタルズーム)と、iPhoneの5倍のオプティカルズームの比較だ。
こちらの動画には「Upgrade to epic zoom」というメッセージまで表示される。最高のズームにアップグレードしよう、という意味だが、Appleは現在、ゲームメーカーのEpic Gamesと係争中だ。
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