さて、20位以内で興味深い製品が1機種入っている。OnePlusのフラグシップモデル「OnePlus 9 Pro」(一加9 Pro)だ。OnePlusはOPPOと同じグループのメーカーであり、ハイエンドに特化した製品を展開している。OnePlus 9 Proはハッセルブラッドとコラボし、ソニーの最新センサーカメラを搭載した話題の製品だ。少数精鋭でもしっかりとした製品を作ることで、独自の地位を確固たるものにしている。
Huaweiはハイエンドモデルが売れていることから分かるように、製品の人気に衰えは一切なく、ブランドへの信頼性も揺らいでいない。しかしプロセッサの供給問題が解決されない限り、製品出荷量の減少は逃れられない。米大統領がバイデン氏に代わったとはいえ、制裁がすぐに解消される見込みはないだろう。
スマートフォンの中でも最高のカメラ性能を持ったフラグシップモデルから、ポルシェデザインとコラボしたブランドモデル、折りたたみ型の最新技術を搭載した製品、そして「lite」シリーズに代表されるコスパモデルまで、豊富なラインアップを有していたHuaweiの存在が薄れていく中、他のメーカーはどのようにそのシェアを奪っていくのだろうか。
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