米Appleが昨年10月に発表した「iPhone 12」シリーズの販売台数は、発売から約7カ月の2021年4月に1億台を超えたと、調査会社Counterpoint Reserachが6月30日に発表した。
2019年発売の「iPhone 11」シリーズより2カ月早い1億台突破であり、2014年発売の「iPhone 6」シリーズとほぼ同じスピードだ。
iPhone 6シリーズは、大画面iPhoneへの強い需要が売り上げを牽引し、iPhone 12シリーズは5Gサポートとフル有機ELディスプレイが魅力になったとCounterpointは指摘する。
iPhone 12シリーズの1億台突破がiPhone 11シリーズより早かった理由の1つとして、iPhone 11シリーズは新型コロナのパンデミックを影響を大きく受けたと同社は説明する。iPhone 12シリーズは先代より影響を受けておらず、先代を買い控えていた層も取り込んだという。
初代iPhoneは14年前の2007年1月に発表され、同年6月29日に発売された。
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