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» 2021年11月23日 06時00分 公開

「Pixel 6 Pro」のカメラは20倍ズームと画像処理がすごい! iPhone 13 Proとの画質比較も(3/4 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]

Pixel 6 Proならではの撮影をしよう

Pixel 6 Pro Pixel 6 Proで撮影中の図。カメラアプリはシンプルだが注目すべき機能あり

 ここからはPixel 6 Proのいろんな撮影機能を試したい。まず、カメラを向け、フォーカスを合わせたいところをタップすると、そこを中心に、全体の明るさ(露出)とシャドー部の明るさをそれぞれ調整できる。これは以前からの機能だが、今回は色温度もシフトできるようになった。

 Pixel 6 Proはカメラ任せでもかなりいい感じに自動的に調整して撮ってくれるが、もうちょっとこうしたいなってときもある。

 例えばこの銀杏。逆光なので確かにこんな感じなんだけど、黄色く色づきはじめている葉をもうちょっと分かるようにしたいよね、と思う。

Pixel 6 Pro イチョウの木を見上げてオートで撮ったもの。ちょっとイチョウらしい黄色の鮮やかさが欲しいよね

 そういうとき、こんな風にシャドー部をぐぐっと持ち上げて影になっている葉を明るくし、ちょっと葉が青っぽいのでもうちょっと赤みを足したい、と思う。そこでこう調整して撮る。

Pixel 6 Pro イチョウの適当なところをポンとタップして、シャドー部をぐぐっと持ち上げ、色温度をちょっと暖色系にスライド

 と、こうなる。

Pixel 6 Pro 黄色が鮮やかになってイチョウらしくなった

 これは写真の知識がなくても感覚的に使えるので、慣れるとめちゃ便利だ。人を撮るときも顔をもうちょっと明るくしたいときなんかに使える。

 続いて背景をぼかすポートレートモード。カメラモードで人物を撮ろうとすると「ポートレートモードを試す」って促されることもある。

Pixel 6 Pro カメラを向けたら「ポートレートモードを試す」なんていわれたので試してみることに

 で、ポートレートモードで撮ってみた。

Pixel 6 Pro 背景がいい感じにボケてくれた。髪の毛のエッジもそれなりにいい

 Pixel 6 Proのポートレートモードは汎用(はんよう)の「背景ぼかしモード」としても優秀だ。特に近距離でも問題なくボカしてくれるので、料理を撮るときにもいい。「ポートレート」なんて名前をやめて「ボケ(bokeh)」モードにしちゃえばいいのにと思う。

Pixel 6 Pro ポートレートモードで撮った刺身。ここまでぐっと寄って、しかも背景をぼかせるので、テーブルフォトにもいい

 続いて、新しく搭載された「モーション」モード。これは動きがある写真を撮るときに楽しめる。例えば「モーション」で「長時間露光」を選ぶと、真っ昼間でも超スローシャッターで撮ったような写真を撮れる。コンピュテーショナルフォトグラフィーの最たるもので、細かく連写して動きがある部分をつなぐのだ。

 例えばこんなシーン。

Pixel 6 Pro 「アクションパン」と「長時間露光」機能は「Beta」版という扱いなので注意。狙い通りにいかないこともある
Pixel 6 Pro 踏切を電車が通過する、それを「長時間露光」機能で撮ってみることに

 通常の撮影だと、晴天下なのでシャッタースピードが速くなって列車は止まって映る。

Pixel 6 Pro 通常の撮影だとこのように電車が止まって写る(モーションモードなどで撮影したとき、オリジナルの写真もこうして残してくれるのはありがたい)

 でも長秒時露光をかけるとこんなことになるのだ。真っ昼間の長秒時露光である。

Pixel 6 Pro 真っ昼間なのにスローシャッター。電車が動いております

 もう1つの「アクションパン」は、動きながら撮ったり流し撮りをした際、メインの被写体とそれ以外を見極めて、動きがあるような写真を撮ってくれる機能。流し撮りに使うとこんな風に撮れる。真っ昼間に高速シャッターなのに流し撮りという技。

Pixel 6 Pro きれいに流し撮りができた。なお、運転手の顔だけ後から「消しゴムマジック」(後述)で消してます

 Googleらしい試みとして楽しみたい。

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