周囲で流れる楽曲の名前を認識する「Shazam」 iOS 15での変更点は?(1/2 ページ)

» 2021年12月28日 12時00分 公開
[井上晃,ITmedia]

 iPhoneではすでにコントロールセンターに「ミュージック認識」機能として「Shazam」(シャザム)を素早く呼び出し、周囲で再生されている音源の楽曲名を自動で認識できた。iOS 15では、さらにその認識履歴を確認しやすくなっている。本稿では、このアップデートについて、解説していこう。

そもそも「Shazam」とは?

 今回紹介する新機能は、やや分かりづらいものだと思うので、背景情報を1つずつ順に押さえておきたい。

 そもそもShazamとは、音声認識によって楽曲などを検索できるアプリケーションだ。例えば、店舗のBGMなどを聴いて「この曲なんだっけ?」と曲名が思い出せないときや、「この曲好きだ」と思ったタイミングで、Shazamを使うことで楽曲を特定できる。同アプリはもともと、Shazam Entertainment Limitedが提供するアプリだった。

 AppleとShazamの連携自体には歴史があり、2014年にリリースされた「iOS 8」の時点で、音声アシスタントであるSiriに「この曲何?」と口頭で尋ねると、Shazamの機能を利用して、楽曲を答えてくれる機能を搭載していた。

 その後、2018年になると、AppleがShazamの買収を発表。現在はAppleが保有するアプリケーションの1つという立場に変わった。ただし、ShazamがiOSの標準搭載機能になったわけではなく、現在もApple Store上に「Shazam」アプリとして公開されている。ユーザーがiPhoneやiPadで楽曲特定の機能を利用する場合には、前提として同アプリをインストールしておかなければならない。

Shazam App Store上には、現在もShazam Entertainment Limitedとして、「Shazam - 音楽認識」というアプリ名表示で、アプリが公開されている。まず、これをインストールして初期設定操作を済ませておこう

iOS 14.2からShazamをコントロールセンターで使えた

 続いて、2020年9月にリリースされたiOS 14.2では、このShazamアプリの音声認識機能を起動させるボタンを、iOSのコントロールセンターに配置できるようになった。

 具体的な手順としては、「設定」アプリの「コントロールセンター」にある「ミュージック認識」を追加する。これで、コントロールセンター上に専用ボタンが表示される。同ボタンをタップすることで、Shazamを使った音楽認識が利用可能だ(先述の通り、Shazamアプリのインストールは別途必要)。これ自体はiOS 15の新機能ではない。

ShazamShazam 「設定」アプリで「コントロールセンター」をタップ(画像=左)し、「ミュージック認識」の「+」をタップ(画像=右)

ShazamShazam コントロールセンター画面に表示された「ミュージック認識」のアイコンをタップすると、音声認識が始まる(画像=左)。楽曲が特定されるとバナー通知で画面上部に表示される(画像=右)。これをタップするとShazamアプリが起動し、特定した楽曲の詳細を確認できる

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月25日 更新
  1. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  2. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  3. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  4. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  5. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  6. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  7. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  8. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  9. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  10. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー