現在さまざまな携帯会社からさまざまな料金プランが出ている中で、これぞお得!といえる料金プランを探すのは至難の業。安いからといって契約したものの、すぐに通信制限がかかってしまったり、電波状況が悪かったりしてしまうと、安物買いの銭失いという結果になり元も子もありません。
そこで、携帯電話ショップの代理店に10年以上勤めた筆者が、携帯料金を節約できる契約方法をお伝えします。※料金は全て税込み。
それはズバリ、0円で維持できるプランと、料金の安いデータSIMを契約することです。今回私がオススメする使い方は、povo(povo2.0)とIIJmioを組み合わせる方法です。それぞれの料金プランについて詳しく見ていきましょう。
まずはpovoの現行プラン「povo2.0」の特徴を見ていきましょう。
何と言っても大きな特徴が、基本料金0円で運用できることです。通話は電話をかけたらかけた分だけ22円/30秒発生する従量制になります。データ通信は下り最大128kbpsに速度が制限されます。LINEなどで短めの文章を送るぐらいなら大丈夫かもしれませんが、動画やブラウザを利用するには厳しい速度となります。
1点、注意すべき点があります。この「基本料金0円」ですが、180日間0円のままだと利用停止、契約解除となる場合があります。これを防ぐには、180日以内に有料トッピングを購入するか、通話料とSMS送信料の合計額が660円を超える必要があります。電話をかけることがないかも……という方は、少し面倒ですが一番安いトッピングを申し込むなり電話をかけるなりして180日0円を回避し、0円で持てる期間をまた半年伸ばすようにしてください。
【更新:2022年1月30日10時40分 180日以内に有料トッピングを購入するか、通話料とSMS送信料の合計額が660円を超える必要がある旨を追記いたしました。】
続いてIIJmioについての料金プランを説明します。IIJmioでが2021年4月から「ギガプラン」を提供しており、主な特徴は以下の通りです。
eSIMは、スマートフォンに内蔵されているデジタルSIMのこと。オンラインで契約して、端末上でeSIMのアクティベーションを行えば、そのままデータ通信を使用開始できます。
IIJmioは「音声+データ通信」という契約もできますし、「データ通信のみ」で契約することもできます。IIJmioのeSIMはデータ専用ですが、物理SIMのデータSIMよりも通信料金が安いことが特徴です。eSIMと物理SIMどちらも、ドコモ回線を使用しています。データ通信の使用量によって自動で料金が変動することがなく、余ったデータ容量を翌月に繰り越せるのがうれしいポイントです。
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