私事ですが、2月26日に新型コロナワクチンの3回目接種(いわゆる「ブースター接種」)を受けてきました。1回目と2回目の接種は、自宅のすぐ近くにある病院で受けたのですが、今回は東京都千代田区にある「自衛隊東京大規模接種会場」で受けることにしました。
来場者は結構いましたが、流れはかなりスムーズで足止めを受けることもなく、来場から30分程度で全てが完了しました。
新型コロナワクチンの「接種証明書」が必要な場合、住民票を登録している市区町村の窓口で申請して書面で取得するか、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」から電子データを取得できます。書面でも電子データでも法的な効力は同等です。
以下のいずれかに当てはまる場合は、市区町村の窓口や新型コロナワクチン接種証明書アプリで接種証明書を取得できません。
書面で証明書を取得する場合、手続きの方法が市区町村によって異なります。市区町村によっては郵送でのみ手続きを受け付けている場合もあり、取得までに数日〜1週間程度を要するケースもあります。手元にマイナンバー(個人番号)カード、旅券(パスポート:海外用証明書が必要な場合)とマイナンバーカードを読み取れるスマートフォンがあるなら、アプリから取得することをお勧めします。
接種証明書に更新(訂正)があった場合は、新たに取得し直す必要があります。3回目接種の証明書が必要な場合も同様です。
新しい接種証明書を取得する手順は以下の通りです(★印が付いている手順は、海外用証明書を発行する場合のみ必要です)。
(※1)受け取り手続き時に登録した4桁の数字。忘れた場合は市区町村の指定する窓口で教えてもらえる(本人確認書類が必要)
(※2)接種時点で住民票登録のある市区町村を選択する。標準ではマイナンバーカードに記録された最新の市区町村が選択される
証明書を正しく取得できた場合はトップ画面に戻って、最新の証明書の概要が表示されます。
新型コロナワクチン接種証明書は、過去に取得した証明書をそのまま保存できます。「古い証明書は削除すべきか?」と問われた場合、答えは「ケースバイケース」です。
過去の接種時から市区町村をまたぐ引っ越しをしていない場合、新たに取得する接種証明書に過去の接種情報も記録されています。「見間違いを避けたい」という場合は、過去の証明書は削除しても構いません。
新型コロナウイルスワクチンの接種履歴は市区町村が管理しています。そのため、2回目の接種時以降に引っ越しをして住民票の住所を異動した場合、異動先の市区町村の接種券を使って接種をすると接種証明書のデータは以下の通り“分散”されます。
そのため「3回接種したこと」を証明するには異動前の市区町村における接種証明書も保管しておく必要があります。過去に取得した証明書は削除せずに保存しておきましょう。
万が一削除してしまった場合でも、異動前の市区町村における接種証明書は引き続き取得できるので、慌てずに取得し直してください。ただし、接種情報を検索する際に異動前の市区町村を選ぶことをお忘れなく……。
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