「iPhone SE(第3世代)」はTouch ID継承で5G対応? ウワサから見えた姿

» 2022年03月07日 10時29分 公開

 既報の通り、Appleは3月9日3時(日本時間)から、同社本社にある「Apple Park」においてスペシャルイベントを開催し、iPhone SE 第3世代などが発表されるものと思われる。

 ネットメディアで挙がっているウワサをもとに、情報を整理してみた。

通常のラインアップとは異なるスタンダードモデル

 iPhoneは通常、毎年秋に新モデルが発売される。近年はiPhone 11、12、13と数字が1つずつ上がっている。これらはいわゆるフラグシップモデルにあたる一方で、iPhone SEの機能は控えめだが、最初のiPhoneとして選んでも十分満足できるであろう、スタンダードモデルに位置付けられる。

 そもそもiPhone SEとは何か。初代SEの発表後、AppleはSpecial Edition(特別)の頭文字と説明した。この詳細については、過去記事で紹介したので割愛したい。

 iPhone SE初代の登場は2016年。片手で握れるサイズに4型ディスプレイや、4K動画を撮影できる機能などを搭載し、似たデザインのiPhone 5sシリーズから買い換える人をよく見かけた。

iphone se 2016年に発売された初代のiPhone SE

 約4年ぶりとなる2020年に登場した第2世代のiPhone SEは、「iPhone 8」のデザインをベースにカメラやプロセッサなどの機能アップを果たした。価格は64GBが4万9800円で、2021年発売のiPhone 13(128GB)の9万8800円と比べて約5万円安い。どちらもApple Storeにおける税込みの価格。

iphone se 2020年に発売された第2世代のiPhone SE

本体デザインは現行の第2世代とほぼ同じ?

 さて本題のウワサを整理してみよう。

 本体については、これまで6.1型ディスプレイを搭載したiPhone XRと同じものを流用するのではないか、といわれていたが、ここにきて4.7型のiPhone SE 第2世代とほぼ同じになる、との見方が強まっている。

iphone se デザインはiPhone SE(第2世代)と同じ?

 その証拠がこちら。つい先日、日本のAmazonにてiPhone SE 第3世代とされるガラスフィルムの製品ページがフライング掲載されたそうだ。そのリンクは執筆時点ではなかったが、アップル情報サイトのiMoreによれば、リンクを開くと発売日が3月10日でベルキンの製品ページだったとのこと。「F8W768qe-REV」という型番はiPhone 8用と同じもので、本体はiPhone SE 第2世代とほぼ同じものになるのではないか? と同誌は予測している

 このベルキンのフィルムには、ホームボタン用の穴がくりぬかれている。ホームボタンがあるなら、iPhone SE(第2世代)と同様にTouch IDが搭載されるとみていいだろう。iPhone 12や13などのハイエンドモデルはFace IDを搭載する一方、Touch IDには対応していない。マスクを着けたまま生体認証を行うのにTouch IDは重宝するため、これが継承されるのは朗報といえる。

iphone se 第2世代と同じくTouch IDも継承されそうだ

 また、リーカーのMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)がツイートした画像からは、ディスプレイの上部に何らかのセンサーがあることが確認できる。iPhone SE 第2世代のディスプレイ上部には、インカメラ、マイク、環境光センサーが備わるが、iPhone SE 第3世代ではこれ以外にも別のセンサーが載る可能性が高い。

5G対応でA15 Bionicチップ搭載か

 通信については、Bloombergが、iPhone SEとしては初めて第5世代(5G)移動通信システムに対応する、と伝えている

 それに加えて、iPhone 13のA15 Bionicチップに載せ替えることも期待されている。なお、iPhone SE 第2世代はiPhone 11と同じA13 Bionicチップを搭載したモデルでもある。仮にこのタイミングでiPhone SEが登場するなら、過去のケースと同じように最新ハイエンドチップの搭載が考えられる。

 単にプロセッサ性能の向上だけでなく、画像や機械学習といった処理により、バッテリー駆動時間、動画・静止画の画質の向上も見込める。

価格は3万円台か

 ここまでの情報をまとめると、iPhone SE 第3世代はホームボタンとTouch ID(指紋センサー)や4.7型ディスプレイを搭載したiPhone 8やiPhone SE(第2世代)とほぼ同じデザインながら、中身はiPhone 13と同じ5GやA15 Bionicチップで高速なものになる可能性がある。

 予想されている価格については、中国メディアMyDriversなどによれば、iPhone SE 第3世代は269ドル(約3.1万円)〜399ドル(約4.6万円)になるとのことで、約3万円台との見方が多い。また、Bloombergが、最新世代の登場に伴い、iPhone SE 第2世代を199ドル(約2.3万円)まで値下げされる可能性があると伝えている

 Appleから3万円台の5G対応iPhoneが発売されるとなると、国内の5Gスマートフォンの普及にも拍車が掛かりそうだ。2万2000円までの値引きを適用すれば、実質価格は1万円台になる。iPhone SE(第2世代)に続くヒットモデルになる可能性が高い。

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