「iPhone SE(第3世代)」はTouch IDを継承 マスクをしたままロック解除可能

» 2022年03月09日 03時24分 公開
[田中聡ITmedia]

 Appleが3月9日に発表した「iPhone SE(第3世代)」は、先代の「iPhone SE(第2世代)」と同じく、生体認証はTouch IDを用いた指紋認証を継承している。

Touch ID 先代と同じくTouch IDを継承した「iPhone SE(第3世代)」
Touch ID Touch IDを使って画面ロックの解除やApple Payの支払いができる

 2017年発売の「iPhone X」から2021年発売の「iPhone 13」シリーズまでTouch IDは搭載されず、生体認証として利用できるのはFace ID(顔認証)のみ。Face IDは一度顔を登録すれば、スリープ状態のiPhoneの画面を点灯させてからディスプレイに目を向けるだけでロックを解除できるので便利だ。しかしFace IDでは目、口、鼻などのパーツを認識するため、マスクを着けたままだと認証できず、コロナ禍において外出先でのロック解除に不便を強いられるシーンはいまだ多い。

 iOS 14.5以降のiPhoneとwatchOS 7.4以降のApple Watchを連携させれば、Apple Watchを装着している場合、マスクを着けたままでもFace IDでロックを解除できる。ただし初回はパスコードの入力が必要であり、Apple Payの支払いではこの連携は機能は利用できない。また、当然ながら、全てのiPhoneユーザーがApple Watchを利用しているわけではない。

 そんな中、コロナ禍に突入した直後の2020年4月に発表されたiPhone SE(第2世代)は、「iPhone 8」ベースのデザインでTouch IDを搭載しており、多くのユーザーに歓迎された。iPhone SE(第3世代)のデザインもiPhone SE(第2世代)ベースで外観の変化は乏しいが、まだマスク生活を余儀なくされている中、“新しいiPhone”がTouch IDを搭載しているのは朗報だろう。

Touch ID iPhone SE(第3世代)は3色展開

 なお、iPhone SE(第3世代)はFace IDには対応していない。マスクとの相性は最悪のFace IDだが、マスクを着けていない状態なら、ディスプレイを見るだけで瞬時にロックが解除されるので便利だ。指紋認証は指の置き方やコンディションによっては認証に失敗することも多い。外出先ではTouch IDを、自宅ではFace IDを、という使い分けができると便利なのだが、Touch IDとFace IDの両方を搭載したiPhoneが登場する日は来るのだろうか。

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