アマゾンジャパンは3月30日、15.6型スマートディスプレイ「Echo Show 15」の製品説明会を開催した。米AmazonでAlexaデバイス担当のバイスプレジデントを務めるネディム・フレスコ(Nedim Fresco)氏がオンラインで参加し、Echo Show 15のコンセプトを紹介した。
Echo Show 15は、Echo Showシリーズでは最大となる15.6型液晶ディスプレイを搭載している。家族共有のメモボードや伝言板として使えるように設計されており、他のEcho Showシリーズとはユーザーインタフェース(UI)のデザインが若干異なる。
家族で共有できるカレンダー機能や、買い物リスト、伝言メモなどの「Alexa Widget」を表示する領域が多く取られている。ちょっとした伝言メモなどの機能を取り込んだスマートディスプレイと考えると分かりやすいだろう。
設置方法は壁掛けとスタンドの2種類から選べる。本体には壁掛け用の金具(木ネジでの固定式)が付属している。
画面は横向きはもちろん、縦向きにも対応している。好みに合わせて向きを変えられるのは良いことだ。他のEcho Showシリーズと同様に、バッテリーは内蔵しておらず、ACアダプターからの給電で動作する。
本体には約500万画素のカメラを備えている。カメラや音声による個人識別にも対応しており、家族のそれぞれにあわせた情報を表示できる。例えばカレンダー機能では、画面の前にいる人を認識して、家族の共有カレンダーと個人のカレンダーの両方の予定を表示できる。「Amazon Photos」の写真やToDoリスト(買い物メモ)などの情報も、利用しているユーザーに合わせて表示を切り替えられる。
この他、画面表示ではAlexaに対応するネットワークカメラから送られてくる映像をピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)で表示することも可能だ。赤ちゃんやペットの見守りカメラなどの映像を、画面内に表示し続けるといった使い方もできる。
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