「Ring」のスマートドアベルは何ができる? サクッと試してみた(3/3 ページ)

» 2022年04月20日 12時45分 公開
[石井徹ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「タイムラグ」と「バッテリーの駆動時間」は気になる

 実際にRing Video Doorbell 4を使ってみると、大きく「タイムラグ」と「バッテリー駆動時間」の2つが気になった。

反応にタイムラグがある

 有線タイプのドアフォンと比べると、インターフォンを押してから応答できるようになるまでの時間にタイムラグがある。試用した環境では、ボタンを押してからスマートスピーカーが鳴るまでに5〜10秒ほどのタイムラグがあった。ボタンを押したらすぐに「ピンポーン」と鳴って、すぐに応答できる今までのドアフォンのイメージが強く焼き付いていると、どうしても“待たされる”感覚がある。

 加えて、細かいことかもしれないが、インターフォンの押しボタンがやや固い。Amazonの担当者の話を聞く限り、米国では親指でインターフォンを押す人も多いため、力を込めて押す設計としたようだ。日本的なインターフォンのボタンのつもりで押すと「えっ」と感じるかもしれない。

 なお、Ring Video Doorbell 4ではボタンを押してから30秒は再度押しても鳴らない仕様となっている。応答がない場合に「ピンポンピンポーン」と押し直すようなことができない。せっかちな人なら、なおさら待たされている感覚を覚えるかもしれない。

ピンポーン Ring Video Doorbell 4の押しボタンは固めのセッティング。一度押すと30秒間は再反応しない仕様となっているので注意したい

バッテリーは「2カ月」持つとされているが……

 公称スペックでは、Ring Video Doorbell 4のバッテリーは、フル充電から最長で2カ月程度持つとされている。これは4人家族で1日10回〜12回ほど出入りした場合の想定値となっている。

 ただし、使い方によってはバッテリーの消耗がもっと早くなる。筆者が試用した期間はまだ短いのだが、「1時間に1回静止画を撮影」「在宅中はスマートディスプレイから常時映像確認」といった使い方をする場合は、バッテリー充電(交換)の頻度が多くなるだろう。故にバッテリーの充電を手間だと感じる人もいるかもしれない。

 バッテリーパックは簡単に取り外せる上、Micro USBケーブルで直接充電できる設定となっている。先述の通りバッテリーパックの予備を用意しておけば、ドアベルの機能を生かしたまま、スムーズにバッテリー交換はできる。予備のバッテリーがない場合、満充電までにかかる所要時間は約5〜6時間なので、その間はドアベルとして使えないことは留意したい。

 なお、Googleの競合製品「Nest Doorbell」はバッテリー内蔵式で、充電はUSB Type-C端子を介して行うようになっている。モバイルバッテリーを持っていれば、それを使って継ぎ足し充電できるものの、「スマートさ」という点ではバッテリー交換式のRing Video Doorbell 4の方がむしろ上かもしれない。

 ちなみに、Ring Video Doorbell 4のバッテリーパックは同じく屋内/屋外兼用のセキュリティカメラ「Ring Stick Up Cam Battery」と共通だ。Ringシリーズのドアベルとカメラを両方使う人なら、予備バッテリーを持っておいて損はなさそうだ。

より便利に使うには「プロテクトプラン」の契約が必要

 Ringシリーズのスマートドアベルやスマートカメラの基本機能は無料で利用できる。一方で、以下の付加機能を利用する場合は、有料サブスクリプションサービス「Ringプロテクトプラン」の契約が必要となる。

  • 録画したビデオの保存(最長60日間、ダウンロード可)
  • スナップショットの保存(最長7日間、ダウンロード可)
  • パーソンアラート(モーション検知機能で人物を検知した場合にのみ通知)
  • スナップショット付き通知(スナップショットの撮影時に画像付きで通知)

 「後から動きを振り返る」というスマートドアベル/スマートカメラのメリットを享受するには、プロテクションプランの契約が推奨される。プランはデバイス単位で契約する「Basicプラン」と、住所単位で契約する「Plusプラン」が用意されており、料金は以下の通りとなる。

  • Basicプラン(1台単位での契約)
    1. 月課金の場合:月額350円
    2. 年課金の場合:年額3500円(2カ月分が実質無料)
  • Plusプラン(住所単位での契約、最大10カ所まで登録可、カメラの延長保証付き)
    1. 月課金の場合:月額1180円
    2. 年課金の場合:年額1万1800円(2カ月分が実質無料)

 なお、Ringの日本進出記念として、Ringシリーズのカメラデバイスを購入したユーザーは、2023年3月31日まではプロテクトプランを無料で体験できる。無料体験はBasicプランとPlusプランのどちらも選べるようになっている。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月24日 更新
  1. ソフトバンク史上初の「10万件純減」――KDDIと共に「数より質」の経営にシフト (2026年02月22日)
  2. 米Orbic、日本市場から事実上の撤退か オービックとの商標訴訟に敗訴、日本法人から情報発信なし【更新】 (2026年02月22日)
  3. 5.3型の小型スマホ「Mode 1 Pocket」を試す 唯一無二のサイズ感、サブ機での運用が最適か (2026年02月23日)
  4. ガストで人を介さず「テーブル決済」、食い逃げ対策はあるのか? すかいらーくに聞いた安心の仕組み (2026年02月21日)
  5. Apple初の「折りたたみiPhone」は2026年9月に登場か 約30万円でTouch ID復活とのうわさも (2026年02月24日)
  6. 「Nothing Phone (4a)」の背面画像を公開 早くも「かっこいい」「好き」の声SNSに (2026年02月24日)
  7. 【ワークマン】1280円の「アーバンマルチストレージサコッシュ」 ミニポーチになる取り外し可能な収納ポケット付き (2026年02月23日)
  8. ガストの「テーブル決済」をPayPayで試してみた 便利だけど思わぬワナも (2024年04月14日)
  9. 「Pixel 10a」は何が進化した? 「Pixel 9a」「Pixel 10」とスペックを比較 “aシリーズ初”の機能も (2026年02月19日)
  10. 【ワークマン】1500円の「Wジョイントスクエアサコッシュ」 独立した2気室構造&前面メッシュポケットで収納 (2026年02月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年