海外で10機種以上登場の「Redmi Note 11」シリーズ、日本版と海外最上位モデルを比較山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2022年04月27日 10時00分 公開
[山根康宏ITmedia]

 次々と日本市場にも低価格スマートフォンを投入しているXiaomiですが、2022年に入ってから発表された「Redmi Note 11」シリーズはモデルのバリエーションが多く、何モデルあるのか把握できないほどです。数が多いのは販売する国によって最適なモデルを投入するためで、日本ではベーシックモデルとなる「Redmi Note 11」が販売中です。中国向けなど特定国の製品を含めると、Redmi Note 11シリーズは10機種以上が用意されています。

Redmi Note 11 日本で発売されたRedmi Note 11。4G対応のベーシックモデルだ

 一方、海外ではRedmiシリーズでも5G対応は当たり前のものとなっています。上位モデルとなるProシリーズは5G対応品もあり、カメラ性能も高くRedmiシリーズの中のフラグシップという存在になっています。ただしRedmiシリーズにはゲーミングに特化したRedmi Kシリーズもあり、スペックだけをみるとKシリーズの方が上回る例もあります。いずれにせよ、Xiaomiがグローバルで好調なのは、このように普及価格帯モデルで多数の製品を展開しているからでしょう。

Redmi Note 11 Redmi Note 11シリーズ最上位モデル、Redmi Note 11 Pro+ 5G

 「Redmi Note 11 Pro+ 5G」はシリーズの中の最上位モデルで、チップセットはMediaTekのDimensity 920、カメラは1億800万画素+800万画素超広角+200万画素のマクロ。そして4500mAhバッテリーは120Wの急速充電に対応、業界トップクラスの充電性能を持つことでもはやモバイルバッテリーを持ち運ぶことは不要といえるかもしれません。

Redmi Note 11 1億800万画素カメラに120Wの急速充電対応

 ここまでスペックが高いモデルとなれば日本への投入も期待したいものですが、日本では3月に「Redmi Note 11」が発表になった後、4月に5G対応モデルとして「Redmi Note 10T」が登場しました。Redmi Note 10Tの価格は3万4800円。一方Redmi Note 11 Pro+ 5Gの海外価格は400ユーロで、約5万5000円。Xiaomiは日本の低価格モデル市場を奪おうと考えており、5Gモデルもより価格の安いRedmi Note 10Tにしたのでしょう。

Redmi Note 11 日本投入の最新5GモデルはRedmi Note 10Tだった

 とはいえ、Redmiシリーズの上位機種の日本投入もないとは言い切れません。ということでRedmi Note 11のスペックアップモデルがどれくらいの大きさなのか、Redmi Note 11 Pro+ 5Gとサイズの比較を行ってみました。

 まずは正面から。画面サイズはRedmi Note 11は6.43型、Redmi Note 11 Pro+ 5Gは6.67型。サイズの違いの分、大きさには差があります。パンチホールのフロントカメラはあまり差が目立ちませんね。それぞれ1300万画素、1600万画素です。

Redmi Note 11 Redmi Note 11(左)とRedmi Note 11 Pro+ 5G

 本体形状はRedmi Note 11 Pro+ 5Gの方がやや角ばっている印象を受けます。サイズはRedmi Note 11が73.9(幅)×159.9(高さ)×8.1(厚み)mm、Redmi Note 11 Pro+ 5Gが76.2(幅)×163.7(高さ)×8.3(厚み)mmです。

Redmi Note 11 左側面から比較。Redmi Note 11 Pro+ 5G(上)の方がやや角ばっている

 本体上部を見るとRedmi Note 11 Pro+ 5GにはJBLのロゴが入っています。音楽再生性能はかなり高いようですね。なお、どちらもヘッドフォン端子があるのはありがたいでしょう。

Redmi Note 11 上部を比較。Redmi Note 11 Pro+ 5G(上)にはJBLのロゴが入っている

 そして背面を比較。都合によりRedmi Note 11はモックアップなので若干表面仕上げが実物と異なりますが、どちらもスターブルーで比較してみました。色のグラデーションのかけ具合は似ていますが、Redmi Note 11 Pro+ 5Gは上から下へ、Redmi Note 11は下から上へと、ブルーからホワイトへ色が変わっていきます。同じ色仕上げでもバリエーションを変えているわけです。

Redmi Note 11 この写真はRedmi Note 11 Pro+ 5Gが左側。右のRedmi Note 11とグラデーションのかけ方が異なる

 Xiaomiも日本市場へ定期的にスマートフォンを出すようになりましたが、まだしばらくは価格重視の製品を中心とした展開となるのでしょう。しかし海外のRedmiシリーズには高性能なモデルも数多く存在します。いつの日かハイパフォーマンスなRedmiを日本でも発売してほしいものです。

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