月間100GBまで高速通信できるahamo大盛りですが、ドコモにおける容量無制限プランである「5Gギガホ プレミア」と月額料金を比較してみましょう。先述の通り、5Gギガホ プレミアの割引前の月額料金は月額7315円です。割引前の料金の比較では、ahamo大盛りの方が2365円安価となります。
しかし、5Gギガホ プレミアには契約条件に応じて適用できる割引プログラムが複数用意されています。主なプログラムは以下の通りです。
(※2)「ファミリー割引」のグループに含まれる回線を計算します。ahamoはファミリー割引を適用できませんが、ファミリー割引の回線数の計算には含められます
(※3)ドコモ携帯電話回線の契約をひも付けると適用されます。ファミリー割引のグループ内に1回線でもひも付けた回線があれば、全ての回線で適用されます
(※4)ドコモ光 セット割とhome 5G セット割の両方を適用できる状況の場合は、ドコモ光 セット割が優先適用されます。ただし、ドコモ光の契約が「ドコモ光 ミニ」である場合はhome 5G セット割が優先適用されます
上記の割引を最大限適用すると、5Gギガホ プレミアの月額料金は4928円となります。他の契約やサービスへの支出があることはさておき、ドコモの各種サービスをよく使っている人は、5Gギガホ プレミアを契約した方が安価に使えることになります。
dカードを契約していない人でも、みんなドコモ割とセット割を最大限適用すると月額料金は5115円となります。ahamo大盛りに165円プラスすれば月間容量無制限で使える計算です。
契約条件によってはahamo大盛りよりも5Gギガホ プレミアの方がおトク……なのですが、この試算には音声通話の料金が含まれていません。国内音声通話を多用する人は、5分以内の国内音声通話(※5)を定額利用できるahamo大盛りの方がおトクになる可能性もあります。
(※5)一部対象外の通話先あり
「ドコモの割引を最大限適用できるのであれば、5Gギガホ プレミアの方がおトクなのでは?」と思いがちですが、そうとも言いきれません。
「普段の月間データ通信量が3GB以上20GB以下」だけれど「1年に3回(3カ月)まで20GB超100GBまで通信することもある」という人は、5Gギガホ プレミアを契約し続けるよりもahamoを契約した上で必要に応じて大盛りオプションを契約した方が大きくおトクになります。
先述の通り、ahamoの大盛りオプションは月の途中からでも適用可能です。容量が足りなくなった時だけ手頃な“お替わり”として利用できます。オプションの契約/解約やデータ通信容量の状況を自分でしっかりと管理できる人なら、5Gギガホ プレミアを契約し続けるよりもおトクになる可能性が高まるのです。
大盛りオプションの1GB当たりの価格は約25円。ドコモを含む大手キャリアはもちろん、MVNOサービス(格安SIM)の「データ追加オプション」よりも手頃なので、積極的に使って行きたい所です。
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