ahamoを巡る話題としては、「ワンナンバーサービス」への対応も注目すべきトピックです。時期は未定ですが、ahamoの子回線としてApple WatchのCelluarモデルを利用できるようになります。
現時点では、大手キャリアのオンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)はiPhoneと同一電話番号で利用するオプションサービスに対応していません。それに“風穴”を開けるような取り組みといえます。
ahamoにおけるワンナンバーサービスの提供条件は不明ですが、既存プランと同様に月額550円で提供される前提で計算すると、月額3450円(ahamo大盛り利用時は月額5500円)でiPhoneとApple Watchの両方を利用できるようになります。
筆者のメイン回線は5Gギガホ プレミアを契約しており、Androidスマートフォンで使っているのですが、ワンナンバーサービスを契約した上でちょっとした「裏技」を使ってApple Watchと同じ電話番号を共有しています(編集注:本来は対応していない組み合わせです)。
5Gギガホ プレミアを契約している理由の1つとして、ahamoではワンナンバーサービスを契約できないことがありました。しかし今後、ワンナンバーサービスに対応したらahamoに乗り換えようかと検討しています。というのも、現在は自宅外で大きな音楽や動画のストリーミング再生や大容量データのやりとりをする機会が限られるため、5Gギガホ プレミアの「通信し放題」が手に余っている状況で……。気を付けて使えば、普段は大盛りオプションなしのahamoでも十分な感じです。
ただ、旅行や出張でこのメイン回線を固定インターネット回線代わりに使う機会が全くなくなったわけではなく、年に何回かは「月間20GBまで」では足りない状況になります。調べてみた所、筆者が旅行や出張中に消費するデータ容量は1日当たり20GB前後。常日頃から固定インターネット回線代わりに使うなら容量不足ですが、出張や旅行が1カ月に4日以内に収まるなら、ahamo大盛りでも賄えます。
旅行や出張で急に容量が必要になった場合、あるいは固定インターネットに障害が発生した場合の“バックアップ”として、ahamo大盛りは十分に役立つでしょう。
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