“おかわり”がうれしい「ahamo大盛り」 Apple Watch対応で死角なし?5分で知るモバイルデータ通信活用術(3/3 ページ)

» 2022年05月18日 11時00分 公開
[島田純ITmedia]
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ahamoが「ワンナンバーサービス」に対応へ

 ahamoを巡る話題としては、「ワンナンバーサービス」への対応も注目すべきトピックです。時期は未定ですが、ahamoの子回線としてApple WatchのCelluarモデルを利用できるようになります。

 現時点では、大手キャリアのオンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)はiPhoneと同一電話番号で利用するオプションサービスに対応していません。それに“風穴”を開けるような取り組みといえます。

 ahamoにおけるワンナンバーサービスの提供条件は不明ですが、既存プランと同様に月額550円で提供される前提で計算すると、月額3450円(ahamo大盛り利用時は月額5500円)でiPhoneとApple Watchの両方を利用できるようになります。

試算 ahamo大盛りとワンナンバーサービスを利用した場合の月額料金のイメージ(ワンナンバーサービスが従来と同条件で提供される前提で計算)

 筆者のメイン回線は5Gギガホ プレミアを契約しており、Androidスマートフォンで使っているのですが、ワンナンバーサービスを契約した上でちょっとした「裏技」を使ってApple Watchと同じ電話番号を共有しています(編集注:本来は対応していない組み合わせです)。

 5Gギガホ プレミアを契約している理由の1つとして、ahamoではワンナンバーサービスを契約できないことがありました。しかし今後、ワンナンバーサービスに対応したらahamoに乗り換えようかと検討しています。というのも、現在は自宅外で大きな音楽や動画のストリーミング再生や大容量データのやりとりをする機会が限られるため、5Gギガホ プレミアの「通信し放題」が手に余っている状況で……。気を付けて使えば、普段は大盛りオプションなしのahamoでも十分な感じです。

 ただ、旅行や出張でこのメイン回線を固定インターネット回線代わりに使う機会が全くなくなったわけではなく、年に何回かは「月間20GBまで」では足りない状況になります。調べてみた所、筆者が旅行や出張中に消費するデータ容量は1日当たり20GB前後。常日頃から固定インターネット回線代わりに使うなら容量不足ですが、出張や旅行が1カ月に4日以内に収まるなら、ahamo大盛りでも賄えます

 旅行や出張で急に容量が必要になった場合、あるいは固定インターネットに障害が発生した場合の“バックアップ”として、ahamo大盛りは十分に役立つでしょう。

最近の状況 筆者のメイン回線の月間データ通信容量は、おおむね20GB前後で推移中。これなら、家の中でWi-Fi(無線LAN)をしっかり使うなど少し気を付ければahamoでも何とか運用できそうです
旅行中 筆者が家族で旅行に行った際のデータ通信量は、おおむね1日当たり20GB程度となります。子どもに見せる動画のストリーミング再生や、多数の写真のクラウドストレージへのアップロードが主なトラフィックですが、これが1カ月に3〜4日程度であればahamo大盛りでも対処できそうな……
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