NTTドコモは6月から、オンライン専用料金プラン「ahamo(アハモ)」において月間の高速データ通信容量を80GB増やせるオプションサービス「大盛りオプション」を提供します。月額料金は1980円(税込み、以下同)です。
ドコモは、この大盛りオプションを「ahamo大盛り」として大々的にアピールしているのですが、国内のデータ通信容量が無制限で月額7315円(※1)の「5Gギガホ プレミア」と何が違うのでしょうか。今回の「5分で知るモバイルデータ通信活用術」ではahamo大盛りの“あれこれ”をチェックしていきます。
(※1)月間のデータ通信容量が3GB以下の場合は5665円
改めて、ahamo大盛りがどのようなサービスなのか見ていきましょう。
ahamo大盛りは料金プランとしての「ahamo」に、月間80GBの通信容量が付帯するオプションサービス「大盛りオプション」をセットにしたものです。大盛りオプションを契約すると、ahamoに標準付帯する20GBの高速データ通信容量と合わせて月間100GBのデータ通信が可能となります。各種割引サービスを適用しない前提に立つと、データ通信容量が毎月23GBを超えるahamo契約者はahamo大盛りを契約した方がおトクです。
大盛りオプションで追加される高速データ通信容量は、スマホ/タブレット単体の通信だけでなくテザリング(インターネット共有)の利用時にも適用されます。ただし、海外ローミング中の高速データ通信容量は月間20GBまでとなるので注意しましょう。
大盛りオプションは月の途中から適用することも可能です。そのため、大学生なら「オンライン授業がない長期休暇中は解約しておいて、使うデータ量が増えてきたら契約しよう」という使い方ができますし、社会人なら「今月は外出先でのWeb会議やテザリング利用が多くなったから契約しよう」という使い方もできます。
ただし、そのまま放って置くと翌月も大盛りオプションを契約したままになります。「必要な時だけ契約する」という使い方をする場合は、契約したらすぐに解約手続きを行うように気を付けてください。
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