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できるかぎりスマホのタッチ決済だけで「船」と「電車」に乗る旅に出た(前編)2022年大型連休の思い出(4/4 ページ)

» 2022年06月02日 11時00分 公開
[井上翔ITmedia]
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電車で高松駅へ

 岡山駅に一番近いサイクルポートに自転車を返却して、岡山駅から四国方面に向かいます。岡山駅から四国に向かう方法はいろいろありますが、素直に鉄道で四国入りすることにしました。

 同駅から四国方面に向かう列車は、大きく「快速マリンライナー」と特急の2つがあります。特急列車に乗ってもいいのですが、「瀬戸大橋を堪能したい」という理由で今回は快速マリンライナーのグリーン車(指定席)に乗車します。

 これから乗車するマリンライナーは宇野線、本四備讃線、予讃線(まとめて通称「瀬戸大橋線」)を経由して高松駅に向かいます。これらの路線はICOCAを普通乗車券として利用可能で(※6)、モバイルSuicaでも乗車できます。ただし、グリーン車だけは別途グリーン券を購入しなければいけないので、ここで初めてGalaxy Z Flip3以外のメディア(物理的なクレジットカード)を使って料金を支払うことになりました……。

(※6)予讃線は高松〜多度津間の各駅と詫間(たくま)駅、観音寺駅で利用できます

マリンライナー 発車準備をしている快速マリンライナー。早朝と深夜の一部列車を除き、快速マリンライナーの高松寄りの先頭車はグリーン車指定席と普通車指定席となっています
異なる会社間の連結 快速マリンライナーで使われている車両は、グリーン車/指定席車両を連結している3両編成がJR四国(四国旅客鉄道)の5000系電車、普通車自由席のみの2両編成がJR西日本所属の223系5000番台電車です。基本設計は共通なのですが、先頭車のJRマークを始めとして、よく観察すると細かい違いもあります。ちなみに、異なるJRの車両が連結して走る光景は意外と珍しいです
グリーン車 今回の旅程で、初めてGalaxy Z Flip3を使わずに購入することになった普通列車用グリーン券(兼指定席券)
瀬戸大橋 瀬戸大橋を渡っている所。瀬戸内海の風景やすれ違う列車を楽しめるよい席でした

 列車は約53分で終点の高松駅に到着しました。Galaxy Z Flip3を改札機にかざして出場します。

サンライズ瀬戸号 ふと振り返ると、東京駅から高松駅にやってきた「サンライズ瀬戸号」が止まっていました。ここ数年は、多客期を中心に高松駅で折り返して「こんぴらさん」で知られる土讃線の琴平駅(香川県琴平町)まで延長運転することもあります
ここまでの履歴 高松駅に到着するまでのモバイルSuicaの利用履歴。物販のうち、410円は後楽園の入園料、100円はモモチャリのレンタル料となります。駅名の「JW」はJR西日本、「JS」はJR四国の略です

 記事が長くなってきたので、南海フェリーへの乗船を含む2日目の後半の旅程は別の記事で紹介します。楽しみにしていてください!

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