iPhoneの「カレンダー」を使って「遅刻」や「やり忘れ」を防ぐ方法iPhone Tips

» 2022年06月11日 10時00分 公開
[雪城あさぎITmedia]

 iPhoneの標準アプリ「カレンダー」には、予定を追加して出発時刻や予定の開始時刻前に通知する機能がある。ただ、この予定を「終日」とだけ入力していたり、待ち合わせ場所などを追加せずに外部の地図アプリや乗り換え情報サイトを使っていたりすることは、意外と多い。操作を効率化するため、カレンダーでまとめて管理してみよう。

 予定はカレンダーの日付をタップして「+」マークをタップすると追加できる。ここで「開始時刻」だけはしっかり決めておくと、後々「移動時間」などを設定した場合に通知を受け取りやすくなる。まずは空欄になっている「場所」をタップして、待ち合わせ場所などを入力しよう。

iPhoneカレンダー予定管理iPhoneカレンダー予定管理 画面右上の「+」マークをタップする(画像=左)と、予定の追加画面が開く。一致する名前の予定があった場合は候補で表示されるが、これは名前と登録するカレンダーの種類を流用できる(画像=右)

iPhoneカレンダー予定管理 開始/終了時間を決めるのはダイヤルで行う。「時計」のアラーム設定などでよく使う機能と同じだ

 場所は駅名や町名に始まり、飲食店やビルの名前も入力できる。詳しく入力するほど、「移動時間」をオンにした場合に出発時間が分かりやすくなり、万が一予定を忘れても出発時間の数分〜2時間前など、設定しておいた時間に通知が来る。少々面倒な操作にも感じるが、物事を忘れやすい人ほど念入りに設定していた方が後々楽だ。ただ、予定を忘れやすい筆者からすると、「2日前」「1日前」「○○時間前」といったように複数の通知タイミングを設ける機能が欲しいところだ。

iPhoneカレンダー予定管理iPhoneカレンダー予定管理 「場所」は適当な地名だけを入れても予想候補を多く出してくれる(画像=左)。予定の追加画面のトップから「移動時間」をタップしてオンに変更すると、「マップ」の交通情報から計算した最短時間を表示する(画像=右)

 もし毎週、毎日のように予定を繰り返す場合は「繰り返し」を選択する。繰り返しは「毎日」「毎週」「毎月」などの他、「カスタム」から「同じ週の月、水、金だけ」「2日に1回」などと細かく設定できる。毎日ではないが隔日、平日のみなどのタイミングで行いたい場合はこの機能を使って細かく設定しよう。

iPhoneカレンダー予定管理iPhoneカレンダー予定管理 予定を繰り返す単位や頻度も、細かく調整できる

 登録した予定をカレンダー上で確認する場合、予定の項目を長押し(ロングタップ)すると「クイックルック」で確認したり、「マップ」で目的地を表示したりできる。また、通知が来たタイミングで通知を長押しすると、同じくクイックルックでマップ上の目的地や経路を確認できる。使える機能をフル活用して、友人との予定を忘れずに生活したい。

iPhoneカレンダー予定管理iPhoneカレンダー予定管理 予定の項目を長押しすると、クイックルック(画像=左)やマップ(画像=右)で予定を確認できる

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