HTCは6月28日(現地時間)、5G対応のAndroidスマートフォン「Desire 22 pro」を発表した。台湾での価格は1万1990台湾ドル(約5万5000円)。台湾や欧州などで8月1日より順次販売される。
本製品はプロセッサにSnapdragon 695 5Gを採用したミッドハイレンジモデルで、公式ツイッターアカウントにて発表が予告されていた。
最大の特徴はメタバースプラットフォーム「VIVERSE」に対応すること。仮想アバターを作成したり、NFT(交換不可能な価値を持つトークン)のコレクションを管理したりできる他、VRグラス「VIVE Flow」と組み合わせて、VRコンテンツを楽しめるという。
120Hzのリフレッシュレートに対応する6.6型(1080×2412ピクセル)のディスプレイ、8GBのメモリ、128GBのストレージ、4520mAhのバッテリーを備える。OSはAndroid 12をプリインストールする。
アウトカメラは4600万画素のメイン、1300万画素の超広角、500万画素の深度センサーで構成されており、AIシーン検出、120fpsのスローモーション撮影機能、夜景モードなどに対応する。インカメラは3200万画素。
その他、IP67の防水/防塵(じん)、急速充電「QuickCharge 3.0」、ワイヤレス充電に対応する。nanoSIMカードは2枚挿せる。ネットワークはWi-FiがIEEE802.11.a/b/g/n/ac、Bluetoothが5.1までをサポートする。対応バンドは次の通り。
サイズは76.9(幅)×166.3(高さ)×9.4(奥行き)、重量は205.5g。
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