スマホのスペック表記に見られる「RAM○○GB」の文字。ROMはスマホ業界でいうストレージのことだが、RAMは簡単にいうと「電子機器が作業で使う机」のことだ。
RAM(ラム)は「Random Access Memory」の略で、机いっぱいに広げたブラウザへのアクセスや画像の描画といった「作業」を一手に担う装置だと考えると分かりやすい。2022年現在のスマホのRAMは6GB〜8GB程度が一般的だ。この装置の容量が大きいと、ゲームや動画視聴などもスムーズに行える。
ストレージと違い、書き換えが頻繁に発生する装置で、電源が切れると記憶内容が失われる「揮発性メモリ」でもある。一時的に作業ができればいい場所で、休憩時には片付けられると考えよう。
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