既報の通り、Appleは9月8日(日本時間)、新型の「iPhone 14シリーズ」を発表した。Apple Store(Web)では全モデルの予約を9月9日21時から購入予約を受け付け、iPhone 14 Plus以外の3モデルは9月16日、iPhone 14 Plusのみ10月7日に発売される。
この記事では、iPhone 14シリーズのApple Store(店頭/Web)における税込み販売価格をまとめる。参考になれば幸いだ。
シリーズの中で一番手頃な「iPhone 14」の販売価格は以下の通り。
参考に、併売される旧モデル「iPhone 13」の価格も記載する(括弧内は前方が発売当初の価格、後方が7月1日から9月7日までの価格)。
iPhone 14の価格は、直近のiPhone 13の価格から一律2000円アップとなっている。プロセッサは据え置きなものの、アウトカメラの広角(メイン)センサーを大型化したり、インカメラをオートフォーカス(AF)対応にしたりと機能強化を行って2000円の追加で済んでいるのはある意味で頑張っているといえるだろう。
ただ、発売当初のiPhone 13の価格と比べると、128GBモデルは2万1000円増し、256GBモデルは2万7200円増し、512GBモデルは3万円増しである。
iPhone 14シリーズで新たに加わった大画面メインストリームモデル「iPhone 14 Plus」の販売価格は以下の通り。
新しいラインなので、比較対象となる旧モデルはない。シリーズ内比較では「iPhone 14よりも高くて、iPhone 14 Proよりも手頃」という位置付けとなる。
iPhone 14のハイスペックモデル「iPhone 14 Pro」の販売価格は以下の通り。
参考に、終売となる旧モデル「iPhone 13 Pro」の価格も記載する(括弧内は発売当初の価格)。
iPhone 13 Proと比べると、iPhone 14 Proは一律で5000円の値上げとなった。一方で、発売当初の価格との差は大きい。
iPhone 14 Proの大画面モデル「iPhone 14 Pro Max」の販売価格は以下の通り。
参考に、終売となる旧モデル「iPhone 13 Pro Max」の価格も記載する(括弧内は発売当初の価格)。
iPhone 13 Proと比べると、iPhone 14 Pro Maxは一律で5000円の値上げとなった。一方で、発売当初との価格差は大きい。
このように、iPhone 14シリーズは、7月に改定されたiPhone 13シリーズの価格からわずかながら値上げとなった。ただ、モデルや容量にもよるが、6月までの価格と比べると値上げ幅は大きい。世界情勢や円安傾向が沈静化することを祈りたい気分である。
こうなると、がぜん注目が集まるのが大手キャリアにおける販売価格である。どのような値付けとなるのか、注目したい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.