Pixel Watchでauとソフトバンクの通信サービスを利用するには、「Google Pixel Watch」アプリから契約する必要がある。Google Pixel WatchアプリはPixel Watchを管理したり、各種設定を行ったりするためのものだ。
契約に関してはいくつか注意点があるので、先にお伝えしておこう。
ナンバーシェアの契約はGoogle Pixel Watchアプリから行うが、auの場合、スマートフォンの契約当日は、au Style/auショップでしか行えないという。また、未成年、法人契約の場合、auショップへ出向く必要がある。
ウェアラブルデバイスモバイル通信サービスの契約はソフトバンクもソフトバンクショップ店頭、My SoftBank、ソフトバンクカスタマーサポートで行える。
その他の規約は両ブランドが公開しているページをあらかじめ確認しておくといいだろう。
申し込み手順は以下の通り。なお、今回はauを例に手順を紹介したい。ソフトバンクのPixelは所有していないため、そちらについてはご容赦いただきたい。
まずスマートフォンと契約したいPixel Watchがペアリングされている(互いの端末がBluetoothを介して通信できる状態にあるか)かどうかを確かめる。
次にGoogle Pixel Watchアプリ(スマートフォンの画面ではWatchと表示される)を開き、「モバイル ネットワーク」という項目をタップ。すると次の画面で「auに接続」という項目が表示されるので、それをタップする。
少しの間「携帯電話会社に問い合わせ中」という画面で保留となるが、それからほんの数秒程度で「モバイルデータ通信契/解約ページ(ナンバーシェアサービス)」というページに切り替わる。先ほどの月額基本料金と手続きが可能な時間帯(9時から21時まで)などが記載されている。
操作を続けるには画面右下の「次へ」をタップする。注意点などが書かれたページに推移したら再度「次へ」をタップ。次の画面でスマートフォンの契約時に決めた暗証番号を入力する。「サービスご利用にあたって」を読んだら「承諾」をタップする。次の画面では契約内容を確認する方法を「My au 電子交付」「契約者住所に書面を郵送」から選択する。
最後に契約者の氏名、生年月日、郵便番号、現在の住所、連絡先情報を入力し、「入力内容を確認して次へ」と「この内容で申し込みをする」をタップする。申し込み手続きが全て終わると、「申し込み手続きが完了しました」と表示されるので、画面中央付近の「閉じる」をタップしよう。
Google Pixel Watchアプリでは「auの設定完了」と表示された。Pixel WatchへeSIMが自動的にダウンロードされ、Pixel Watchに「eSIMを有効にしました」という通知が届けば、ようやくPixel Watch単体での通信が可能になる。
通信開始までのステップが思いのほか多かったが、一度設定が完了すれば、手元にスマートフォンがないときなどでも、Pixel Watch単体でLTE通信ができるので便利だ。とはいえ、この辺りの手順は大手キャリア2社のサイトの目立つところに記載がなかったのは残念。初めて設定する人はぜひ参考にしてほしい。
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