iOS 16で、新たに「設定」アプリから「ロックダウンモード」を有効化できるようになった。iPhoneユーザーガイドでは「究極の保護機能」をうたい、「メッセージ」のリンクプレビューを無効化し、「Safari」の利用を制限するなど、さまざまな制限を課してiPhoneをスパイウェアから守ろうとする。
ロックダウンモードは「設定」アプリの「プライバシーとセキュリティ」最下部「ロックダウンモード」から設定する。これを有効化しようとすると、ダイアログやパスコードの入力といった多数の確認をへて、さらにiPhoneを再起動した後に有効化する。
ロックダウンモードを有効化すると、iPhoneとPCの「iTunes」の接続がブロックされる他、「メッセージ」アプリのリンクプレビューなどが無効化される。この他「Safari」で利用する一部の技術とブラウズ機能がブロックされるとしているが、筆者が適当にブラウジングしたところ、「ITmedia Mobile」「PC USER」などのサイトは問題なく開けた。
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