2022年秋冬商戦のスマートフォンが出そろった。NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアに加え、MVNOやメーカーがオープンマーケット向けにもスマートフォンを投入している。ここでは、2022年9月以降に発売されたAndroidスマートフォンの価格をまとめる。サブブランドのUQ mobileとY!mobileも加えた他、MVNOの端末価格は、ラインアップが多いIIJmio、OCN モバイル ONE、mineoからピックアップした。なお、iPhone 14シリーズの価格は以下の記事を参考にしてほしい。
実質負担額は、ドコモが「いつでもカエドキプログラム」、auが「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクが「新トクするサポート」を適用して、最大限支払免除を受けた場合のもの。価格は全て税込み。
秋冬モデルで最も高額なのは、折りたたみスマートフォンの「Galaxy Z Fold4」。一括価格はドコモが24万9700円、auが24万9960円で、一般的なハイエンドスマホの2倍程度に及ぶ。縦折りスマートフォンの「Galaxy Z Flip4」の一括価格は、楽天モバイルの13万9800円が最安だ。
他にハイエンド系では、Xperia 5 IVも一括価格は楽天モバイルの11万9900円が最安だが、ドコモ、au、ソフトバンクは端末購入プログラムを適用すれば、実質7万円台で運用できる。「Pixel 7(128GB)」はauとソフトバンクいずれも8万円台半ば、実質4万円台半ばで、ハイエンドモデルの中では安価に購入できる。小型ハイエンドの「Zenfone 9」も、IIJmioが10万円を切る9万4800円で扱っており、こちらも狙い目だ。
ミッドレンジモデルは、UQ mobileの安さが目を引く。AQUOS sense7は3万7500円から、Galaxy A23 5Gは1万4960円からで、ドコモ、au、楽天モバイルを上回る安さだ。こちらの価格は、MNPで月額550円の「増量オプションII」に加入した場合だが、加入しない場合でも、MNPならAQUOS sense7が4万1900円、Galaxy A23 5Gは1万9360円と安い。MNPを検討しているなら、UQ mobileでスマートフォンを購入するのがお得といえる。
他に注目したいのは、IIJmioとOCN モバイル ONEだ。IIJmioでは2023年1月31日まで「顧客満足度No.1記念キャンペーン【スマホ大特価セール】」を実施しており、MNPでギガプランに申し込むと、対象スマホを特価で購入できる。秋冬モデルでは「OPPO A77」が2480円、「moto g32」が4980円と激安だ。ハイエンドモデルの「Xiaomi 12T Pro」も7万9800円と安い。OCN モバイル ONEも2022年12月26日までに一部機種を特価で販売している。こちらはXiaomi 12T ProがIIJmioよりも安い7万6000円で購入できる。
以下に、キャリアとMVNOごとの端末価格をまとめた。
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