LINEMOの最大のデメリットは選べるプランが少ないことです。
LINEMOの料金プランはデータ通信容量が月3GB使えるミニプランと月20GBのスマホプランの2つのみです。そのため、毎月のデータ使用量が3GB〜10GBの方や、20GB以上の方はLINEMO以外がオススメです。
毎月のデータ使用量が3GB〜10GBの方はOCN モバイル ONEがオススメです。6GBコースが月額1320円、10GBコースは月額1760円と安く、通信速度は昼でも速いです。通話料金が自動で半額になる、スマホが安く買えるといった特徴もあります。ドコモ回線の格安SIMではahamoと並んでオススメのキャリアです。
20GB以上使う方はソフトバンクでもいいですが、楽天モバイルやUQ mobile(UQモバイル)も検討しましょう。楽天モバイルはデータ使い放題で月額3278円です。Rakuten Linkという専用アプリを使えば無料で国内通話かけ放題になるのもメリットですね。通信品質の面ではやや不安な面もありますが、データ容量をたくさん使う学生には最もオススメです。
UQ mobileで選べる最大容量は25GBですが、速度が制限される代わりに容量を消費しない「節約モード」があります。プランM、プランLを契約すれば節約モードをオンにしても最大1Mbpsの速度で通信できるため、これをうまく活用すればデータ使用量を大きく削減できます。
筆者も節約モードを実際に検証したところ、YouTubeは360p〜480p程度の画質までなら詰まらずに視聴できました。動画の視聴でたくさんの容量を消費している方は、節約モードで視聴すればUQ mobileのプランL(月25GB)やプランM(月15GB)でも足りるかもしれません。
LINEMOには店舗がありません。契約やトラブル発生時も全てオンラインで手続きが必要です。全国のソフトバンクショップでもサポートしてくれません。LINEMOの手続きや設定自体は簡単ですが、何かあったときに駆け込める店舗があった方が安心という方もおられるでしょう。
そんな方にはY!mobileがオススメです。Y!mobileなら全国に店舗があり、契約時やトラブル時も店舗でサポートが受けられます。基本料金はLINEMOより少し高いですが、家族割かおうち割 光セット(A)を適用すれば同程度の料金で使えます。店舗があった方がいいという方は、Y!mobileも検討してみましょう。
他にも「端末を販売していない」「低速モードがない」「余ったデータは繰り越しできない」などのデメリットもあります。詳しくはLINEMO公式サイトでご確認ください。
LINEMOがオススメな人は、以下に当てはまる方です。
特に現在ソフトバンクを契約中で月のデータ使用量が20GB以下の方は、LINEMOに乗り換えることで大きく月額料金を節約できます。家族割とおうち割光セット(A)を適用せずにY!mobileを契約している方もLINEMOへの乗り換えを検討しましょう。
一方、以下の方はLINEMOより他キャリアの方がいいかもしれません。
LINEMOは月3GBと月20GBの2つのプランしか選べないので、月のデータ使用量が3GB〜10GBの方や20GB以上の方は他キャリアがオススメです。3GB〜10GBの方はOCN モバイル ONEも検討しましょう。20GB以上の方は月額3278円でデータ使い放題の楽天モバイルや、UQ mobileのプランMかプランLで節約モードを活用するのもオススメです。
以上、LINEMOのメリット、デメリットの解説でした。LINEMOのミニプランは料金が6カ月間実質無料になるキャンペーンを実施中です。さらに2023年1月31日までに契約すれば無料期間が8カ月間になるので、1月中に契約することをオススメします。
シムラボ
「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。
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